木村拓哉、トヨタから日産への電撃移籍で「やっちゃった」炎上危機!?
経済産業省が、経営危機に陥っている日産自動車にホンダとの経営統合を持ち掛けたことが話題を呼んでいる。
日産は新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に自動車が売れなくなり、資金繰りが悪化。親会社のフランス・ルノーが7月30日に発表した1-6月期の純損益は、72億9000万ユーロ(約9000億円)と過去最高の赤字を記録したのだが、そのルノーが計上した赤字のおよそ3分の2に当たる48億ユーロ(約5950億円)が日産によるものだという。
9月7日には、政府系金融機関の日本政策投資銀行が今年5月に決めた日産への1800億円の融資のうち、1300億円について、事実上の政府保証をつけていたことが明らかになった。
「大企業への融資の保証額としては過去最大規模です。ただ、日産の返済が滞った場合、8割を実質国が補填するという保証で、国民の負担をともなう可能性があるんです」(夕刊紙記者)
■「やっちゃえNISSAN」と言えば矢沢永吉
日産は「政府保証については承知していない」とコメントしているが、ネットには「国民の税金は使わないでください。大きな企業だけが救われるのは不公平ですよね」「政府保証より、先にやることが一杯ありそうだが? 経営陣の報酬カットや、あまり意味のないCMとか必要ですか? そんな企業に、税金投入?」といった不満の声が多数上がっている。
経営危機に直面する日産だが、現在もテレビCMを中心に広告を展開している。
日産のCMといえば2017年にスタートした矢沢永吉(70)の「“やっちゃえ”NISSAN」シリーズがよく知られているが、7月にブランドロゴを刷新。ブランドアンバサダーに元SMAPの木村拓哉(47)を迎え、新たな広告を展開している。前任の矢沢に続き、木村が「やっちゃえNISSAN」と語りかけるテレビCMも話題になっているが……。
「ただ、木村さんが日産の広告に起用されていることに違和感を覚える人も少なくないようです。というのも木村さんは、94年から96年までトヨタのRAV4、2004年から2011年、さらに2013年から2017年には同社のカローラフィールダーの広告に起用されてきたんです。
10年以上にわたってライバル企業のトヨタの広告に出演してきた木村さんが、日産に移籍。さらに、矢沢さんのセリフとして定着してきた“やっちゃえNISSAN”というのもなかなか受け入れづらいのかもしれませんね」(広告代理店関係者)
■「上等じゃねえか、逆境なんて」
木村が出演するCMには「平坦な道なんかなかった。何度もつまずき、転びかけた」、「上等じゃねえか、逆境なんて」というフレーズが出てくる。
「このフレーズは、カルロス・ゴーン前会長の逮捕や逃亡、そして現在の日産の経営危機的状況を表しているみたいですよね……。国民の血税が投入される可能性も浮上し、日産の企業イメージは今まさにだだ下がりですからね。
CMのオファーがあり、それを受けただけの木村さんにとっては、とばっちりでしかありませんが、一部では、そんな状況で広告を打つことに批判的な声も出ています。今後、日産の経営の不調がより報じられるようなことになれば、木村さんが日産の新アンバサダーを引き受けたタイミングについても“間が悪い”といった声も出てきてしまうでしょうね」(前出の広告代理店関係者)
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