「秀吉」淀君・松たか子が背徳の「慰め行為」!/大河美女の「艶技」大全(2) (2/2ページ)
さて、大河ドラマの歴代トップとなる平均視聴率39.7%を記録したのは「独眼竜政宗」(87年)だった。渡辺謙扮する政宗の側室・猫御前を演じたのは秋吉久美子であるが─。
松井氏によれば、「10代の頃は、ただ脱いでいるという感じ」だったが、三十路を過ぎての「ひとひらの雪」(85年、東映)は、さすがに渡辺淳一原作だけに、しっとりした艶っぽさを感じさたという。津川雅彦に着物姿でバックから行為に及ばれるシーンもあり、「一般映画として異例の5分にも及ぶカラミは見応え十分」だそうだ。
そして戦国史上最も有名な側室は、豊臣秀吉を夢中にさせた「淀君」だろう。勝新太郎扮する秀吉の寵愛を受けたのは樋口可南子だった。
勝新と樋口は「座頭市」(89年、松竹)でも夜の風呂場で濃厚なカラミを見せているが、樋口は日本初のヘア出しの写真集を発売するなど、「時代時代で性表現をリードしてきた存在」だとして、松井氏は、そんな彼女が、ガッツリとしたベッドシーンを演じた「卍」(83年、東映セントラル)こそが「頂点でしょう」と言う。
文豪・谷崎潤一郎の原作をもとに、夫婦(原田芳雄・高瀬春奈)のどちらとも関係を持つ奔放なオンナを演じている。豊かな体型の高瀬との同性好き同士の情事シーンは、樋口のリードが巧みで、原作に描かれた艶っぽさを「忠実に再現」しているという。最後は、高瀬の夫である原田を寝取って対面で座った体勢、そしてまたがる形へと体勢を変え、「果てた瞬間に死ぬという衝撃のラストでした」(松井氏)。
続く竹中直人主演の「秀吉」(96年)では、まだ10代だった松たか子(43)が、若さあふれる淀君を演じた。それから時は流れ、リアリティーあふれる“自分で慰める行為”シーンを「夢売るふたり」(12年、アスミック・エース)で見せている。
夫の不在時に座卓に広げた領収書と格闘中、ふと思い立ったように、手は女性器の敏感な場所をピンポイントで刺激する…。肌見せは、「控えめ」だというが、「表情や肩、首の動きなど、上半身の動きで快楽を表現していたのがミソ。途中、ファックスの受信音で邪魔され、濡れた手をティッシュで拭くなど、実在感たっぷり」(松井氏)なシーンだったという。
太閤殿下でなくとも籠絡されることは必至だ。