紅白歌合戦ウラ先取り(1)嵐が史上初「20分」、司会はウッチャンイノッチ!?

日刊大衆

嵐

 新型コロナウイルスの影響で、東京五輪をはじめ多くのイベントが延期・中止に追い込まれている。

 そんな状況が続く中、大みそか恒例の音楽の祭典『NHK紅白歌合戦』の放送日が、あと3か月と少しに迫ってきている。コロナが日本で流行した直後から「今年の『紅白』はどうなってしまうのか?」と、開催を危ぶむ声も多く上がっていた。

『紅白』の開催方法に注目が集まる中、9月10日にNHKの前田晃伸会長が定例会見を行い、今年の『紅白』を史上初の無観客で行うことを発表した。また、放送時間は19時30分から23時45分。ここ最近は19時15分からの放送だったため、15分短縮されることとなる。

 詳細な演出などは今後検討していくとし、前田会長は「出演者やスタッフの新型コロナウイルスの感染を避けるため、対策を徹底していく」とコメントした。

「例年通りに行うとすると、NHKホールに大勢のアーティスト、スタッフ、そして観客という“3密”状態になってしまいます。『紅白』はその1年を象徴するアーティストが一堂に会するのが魅力でもありますが、今年は密を避け、無観客に加えてリモートでの開催となる見込みです。

 総合司会や紅組、白組司会者はNHKホールから、出場アーティストはNHKホール、ホール外のスペース、屋上や屋外、NHKのスタジオ、そして遠く離れた別の会場をつないで、リモート形式で実施することになると言われています」(レコード会社関係者)

■3密回避を徹底

 芸能プロ関係者はこう話す。

「NHKは他の民放キー局に比べても、コロナ対策を徹底しています。NHKで音楽番組の収録がある場合など、歌手1人につき担当のスタッフは4人までしか建物に入ることができないんです。ヘアメイク、スタイリスト、事務所のマネージャー、レコード会社の担当者の4人で終わり。もし、事務所社長やレコード会社の上層部が“来たい”となっても、他の誰かと交代しないと入ることはできない。

 通常の歌番組でもそういう厳戒態勢でやっていますから、『紅白』ではより厳しくなると思われます。例年『紅白』といえば、出場アーティストとその関係者、スタッフが入り乱れてバックヤードは人でごった返していましたが、今年は、そういったことはあり得ないでしょう」

■今年は嵐のための『紅白』

 今年の『紅白』でなんといっても注目されるのはだろう。嵐は2020年12月31日をもってグループとしての活動を休止する。

「今年開催予定だった東京五輪は延期となりましたが、本来であれば嵐の5人は、『NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター』として、NHKの五輪中継や特番にどっぷりとかかわるはずでした。

 昨年の『紅白』で披露した、米津玄師さん(29)が作詞・作曲をした嵐の曲『カイト』は、NHKオリンピック・パラリンピックのテーマソングでもありますしね。五輪こそ延期になりましたが、ラストイヤーとなる今年は“嵐のための『紅白』になるのではないか”ともっぱらです。

『紅白』関係者からは、“大みそかの嵐のスケジュールはガッツリ抑えた”という声も聞こえてきています。“嵐のための『紅白』”になるのは間違いなく、すでに嵐が何曲歌うのか、というところに注目が集まっています。嵐の持ち時間は、歴代最長の20分ぐらいになるのではないかとも見られています」(前出のレコード会社関係者)

■史上初!「グループでの総合司会」も

 9月1日発売の『女性自身』(光文社)でも、今年の『紅白』は異例の“嵐シフト”を敷く計画だと報じている。

「記事では、大野智(39)、櫻井翔(38)、相葉雅紀(37)、二宮和也(37)、松本潤(37)の5人全員で司会をやってもらいたいと、オファーを出していると伝えており、さらに『紅白』では史上初となるグループでの総合司会も検討しているともいいます。

 嵐全員での司会、というのも有力な説ではありますが、今年の『紅白』は無観客やリモートなど、異例のコロナ対策で行われ、スタッフもその対応に追われることが予想される。そのため、“司会は経験者にやってもらおう”という声も上がっているといいます。

 ウッチャンナンチャン内村光良(56)は3年連続で総合司会を務めています。今年も務めることになれば4年連続ですから、安定感は抜群です。女性の総合司会は昨年と同じく和久田麻由子アナ(31)になる可能性は高いという話も聞こえてきていますね」(前同)

■白組・イノッチ&紅組・二階堂ふみ!?

「内村さん以外の選択肢もある」と話すのは前出の芸能プロ関係者。

「経験者であることに加えて、生放送に強いことも、今回の司会の条件として言われています。それに完璧に合致するのが、V6井ノ原快彦さん(44)です。彼は8年間にわたってNHKの生放送『あさイチ』のMCを務めてきたわけですから、生放送には抜群に強い。NHKとの関係も深く、2015年の『紅白』では白組司会を経験しており、当然、同じジャニーズの嵐の5人とは相性抜群。

 さまざまな要因から、井ノ原さんはかなりの適任ではないかと思われます。さらに、V6は今年がデビュー25周年という節目でもありますからね。また、紅組司会には女優の二階堂ふみさん(25)が有力視されているようです」(前同)

 8月1日には、NHKのウィズコロナ・プロジェクト「みんなでエール」と連動した音楽番『ライブ・エール』が放送された。同番組には2019年に『紅白』に出場したアーティストのほか、NHKの朝ドラマ『エール』で主題歌を歌うGReeeeNや、ドラマ出演中の山崎育三郎(34)なども登場した。

「今年の『紅白』でも引き続き“みんなでエール”といったテーマを掲げるのではという話ですね。また、ドラマ『エール』はコロナの影響で一時放送が中断し、最終回は11月28日に延期。

 ドラマの終盤は盛り上がりを見せるでしょうし、終了を受けて『エール』のヒロインである二階堂さんに紅組司会を務めてもらう、というのはいい流れですよね。『エール』の次の朝ドラは杉咲花さん(22)主演の『おちょやん』ですが、彼女はまだ若く、お茶の間の知名度もそれほど高くないため、いきなり司会というのは考えづらいのではないでしょうか。

 また、嵐にはパフォーマンスのほうに集中してもらいたいので“司会は別の人”という声も上がっているといいます。そのため、総合司会は内村さんと和久田アナ、白組司会が井ノ原さん、紅組司会が二階堂さんという布陣で、嵐の5人には史上最長の出演時間をしっかりと務め上げてもらう――というプランですね」(前出のレコード関係者)

 前代未聞の態勢で開催される『NHK紅白歌合戦』――どんな内容になるのか、今から楽しみだ!

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