紅白歌合戦ウラ先取り(3)BTS出場がNHKの悲願!カギを握るのはNiziU!?
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コロナ禍の開催で、史上初の無観客開催が発表された『NHK紅白歌合戦』。加えて今回は、出場者がNHKホールに一堂に会することなく、リモート中継で外部とつないでいく番組になるとささやかれている。
レコード会社関係者はこう話す。
「これまでにない『紅白』になるのは間違いありません。出場アーティストが一堂に会することができず、お祭り感、豪華感を出せないのは痛恨でしょうが、逆に今回、リモートが前提となることでの利点もあるといいます。
実は、これまで中継での紅白出場には批判的な声もあったんです。“NHKホールに来て歌わないのは大御所歌手への敬意が欠けている”“自分勝手でわがままだ”といった、中継出演を選択した歌手に対するものもありました。無理して出場して批判を浴びるのは勘弁してほしい、と出場を躊躇したアーティストもいるでしょう。
しかし今回は、おそらくリモートが前提になりますから、そうした懸念はない。だから、思わぬビッグネームが出るのでは、とも言われています。リモートであれば海外からでも出演できますからね」
■大本命は韓国の7人組!
スポーツ紙音楽担当記者は言う。
「今回、特別な紅白だからこそ出場が叶うのではとささやかれているのが、BTSなんです。NHKは、ここ数年ずっと彼らの『紅白』出演を熱望していたんです」
BTSは2013年にデビューした男性7人組のK-POPグループ。2作連続全米アルバムチャート1位の記録や、『TIME』誌の次世代リーダーに選出されるなど、韓国や日本のみならず世界的な活躍をつづけている。
「2019年2月にはグラミー賞にプレゼンターとして出席しました。さらに、先の8月21日にリリースしたシングル『Dynamite』が、アメリカ・ビルボードの総合チャート『ホット100』で初登場1位を記録。
これは韓国アーティストとしては初で、アジアのアーティストが同チャート1位に輝くのは、故・坂本九さん以来57年ぶりの快挙。今やアジアにとどまらず、世界的なグループになったわけですから、NHKとしても“ぜひとも『紅白』に!”というところでしょう。
実は、2018年の『紅白』にBTSの出場がほぼ決まりかけていたといいます。しかし、メンバーのジミン(24)が着ていたTシャツが問題となり、見送られた騒動もありましたからね」(前同)
■BTS出場のための切り札はNiziU!?
2018年11月、ジミンが過去に長崎への原爆投下後の写真と、その横でバンザイをしている人の写真がデザインされたTシャツを着ていたことが発覚。「反日行為ではないか」と騒動となり、同年11月9日に出演するはずだった『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の出演が見送りとなった。
「いまだにBTSを『紅白』に出場させることに反発の声も上がるかもしれませんし、NHK内部でも“リスクがあるのでは”という声もあるといいます。そのため、『紅白』関係者はBTSを“なるべく自然に”出場させるために、紅組出場歌手としてNiziUを選出するのではないかという話も聞こえてきています……」(前出のスポーツ紙記者)
NiziUは、日韓合同のグローバル・オーディションプロジェクト「Nizi Project」で選出された女性9人組のアイドルグループ。6月30日にプレデビューを果たし、デジタルミニアルバム『Make you happy』を日韓同時リリースし、11月に正式デビューする予定だ。
「紅組の初出場の韓流アーティストとしてNiziUが出場する。だったら白組も“韓流から初出場アーティストとして”BTSに出てもらう、という流れではないかと言われていますね。
NHKホールやその周辺での出演となると、さまざまな困難が予想されます。ですので、BTSは韓国、もしくはアメリカからのリモート出演になるのでは、と予想する声が多いですね」(前同)
今年は『愛の不時着』、『梨泰院クラス』という2つのドラマの大ヒットで再び、日本で韓流ブームに火が点いている。年末の『紅白』でも韓流勢が勢いを見せるのだろうか!?