ドローンで大量の大麻をばら撒いた男が逮捕 合法化を訴えた犯行か (1/3ページ)

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 世界には大麻の合法化に踏み切っている国がいくつかあるが、とある国では、大麻の合法化を訴えるためドローンを使って大麻をばら撒いた人がいる。
 イスラエル・テルアビブで、30代の男2人がドローンを使って大麻を上空からばら撒き、騒動になったと海外ニュースサイト『The Jerusalem Post』と『INSIDER』が9月5日までに報じた。イスラエルでは医療用大麻の使用のみが合法化されており、医療用以外の使用や所持については認められていない。

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 報道によると、9月3日、男らはドローンを使ってテルアビブの中心地から小袋に入れられた嗜好用の大麻をばら撒いたという。大麻は手のひらに乗るくらいの小袋に入れられていて、『The Jerusalem Post』によると、ばら撒かれた小袋は数百袋あり、合計1キログラムに及んだそうだ。小袋にはそれぞれ約2グラムずつ、大麻が入れられていた。

 大麻がばら撒かれるとすぐ、現場にいた人たちは地上に落とされた大麻目掛けて走り、大麻を集めて持ち去ったそうだ。『INSIDER』は大麻がばら撒かれた時の動画を公開しているが、大麻は雨のように大量に上空からばら撒かれている。大麻がばら撒かれると、現場にいた人たちが走って、地上に落ちた大麻を拾い集めている。大麻は車が行き交う道路にも落ち、道路に飛び出して拾う人もいた。
 男らは大麻をばら撒く直前に、「今からドローンで空から無料で大麻を配ります」というメッセージをSNSに投稿し、ばら撒く場所も指定していた。男らは危険薬物を配布した疑いで後日逮捕された。警察によると、男らは大麻の合法化を目指す活動家グループに所属しており、大麻の完全合法化を訴えるためにドローンで大麻をばら撒いたという。

 なお、ばら撒かれた大麻のいくつかは回収されたが、全てではなく、回収された大麻の具体的な数は分かっていない。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「大麻が空から降るなんて驚いただろう。

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