「菅首相」誕生で日本はどう変わる? 名物記者が危惧する「官僚支配」の実態 (2/2ページ)
自分だけが正義の味方じゃない》《長々と質問しつつイソコさんあなたが演説ぶってどうする》といった批判の声がある一方、
《東京新聞の望月衣塑子さんが記者会見のあり方を質問したら、菅さんが皮肉でかわし、番記者とおぼしき人達から笑いが起きるとは…。菅さんに媚びを売る笑いで、気持悪い》《ガースーVSモッチーの対決?がんばれモッチー!》と望月氏の姿勢を称賛する声も多かった。
そんなこともあるのだろう、「菅首相が誕生したら日本はどうなる?」といったテーマで、望月氏のもとにはメディアの取材が殺到。政治家による官僚支配がエスカレートすると指摘する同氏は、
「菅氏が主導したふるさと納税についても、導入前に、自治体間で高額な返礼品競争が起こって高所得者の節税対策に使われてしまう、と反対した総務省の局長が更迭されました。(中略)官僚がモノを言えなくなる空気はより強まると思います」(「AERAdot.」9月6日配信)
「長期政権の中で官僚たちは、たとえダイレクトな指示がなくとも“官邸のために仕事をする”という“忖度”意識が強まってしまった。(中略)菅さんがポスト安倍として就任した場合、“モリ・カケ・桜問題”には、いちばん踏み込まれたくないはずです。(中略)“これまでの安倍政権における悪かった部分が改善されていく”という期待感をどうしても抱けない」(「週刊女性PRIME」9月7日配信)
と、先行きの不安を口にしていた。
叩き上げだからこそ、菅氏は安倍首相以上に官僚対策に長けているということなのか……。「菅首相」誕生が現実になろうとしている今、菅氏VS望月記者のバトルはどんな局面を迎えるのか。いずれにしても、会見での“直接対決”は当面、拝めそうにない。
(灯倫太郎)