９月１２日に放送された大型音楽特番『ＴＨＥ ＭＵＳＩＣ ＤＡＹ』（日本テレビ系）。番組ではグループの垣根を超えて人気曲をメドレーで歌う「ジャニーズシャッフルメドレー」という企画が行われたが、ＫＡＴ－ＴＵＮの上田竜也（３６）のパフォーマンスが注目を集めたという。

「上田は、嵐の二宮和也（３７）、Ｋｉｓ－Ｍｙ－Ｆｔ２の二階堂高嗣（３０）、ジャニーズＷＥＳＴの中間淳太（３２）とともにＮＥＷＳの楽曲 『チャンカパーナ』を歌唱しました。グループの壁を超えたメドレーにファンも注目していたようなのですが、この曲で上田は、なぜかほとんど踊らなかったんです。それどころか、不機嫌そうな表情でパフォーマンスを行ったため、視聴者の注目を集めてしまったんです」（女性誌記者）

■「仕事放棄」との声も

　上田のパフォーマンスにネット上では「上田最高よな…ギリギリで生きてる感じがした」「上田くん何度見てもおもろい」といった好意的な声もあったが、

「踊らないという振り切ったパフォーマンスをした上田ですが、“チャンカパーナの上田のあれはなに？喧嘩売ってんの？”“上田なんでこんなに態度悪いの。いい年した大人が幼稚なことするね”や“笑顔じゃなくてもメンチきっても完璧じゃなくても踊って欲しかった”といったコメントもＳＮＳ上にはありました。“ただの仕事放棄だろ”との声もあり、批判も少なくありません」（ＷＥＢ編集者）

　パフォーマンスをしているときの上田の表情に、「チャンカパーナの時の上田くんは怒っておられたのですか？」「上田の不機嫌さが凄かった」との声も寄せられている。

「上田の表情は、とてもパフォーマンス中のジャニーズアイドルとは思えないほど、怒っているように見えました。他のメンバーが笑顔で楽しそうに踊っているため、よりその表情が目立ってしまったようですが、“上田くんという人間を知ってるから通常運転と思って何も思わなかった”“上田くんはまあ通常通りですよね”との意見も少なくない。元々、強面で少し怒っているように見える表情でもあり、出演時に特段、不機嫌だったわけではなさそうです」（前出の女性誌記者）

■ケガ説、不仲説も浮上するが…

　一方で、「うちの母はチャンカパーナで踊らない上田くんを見て、腕とか怪我してるんじゃない？大丈夫かな？って心配してた」との声もあった。

「ケガや体調不良で体が思うように動かないため、踊らなかったという心配もあったようですが、上田は 『チャンカパーナ』の後に、ＳＭＡＰの名曲『世界に一つだけの花』も歌いました。こちらは『チャンカパーナ』と打って変わって、しっかり振り付けをこなしていましたし、ケガの可能性も考えずらいですよね」（前出の女性誌記者）

　女性誌記者は続ける。

「ＳＮＳ上では、“ＮＥＷＳ自体好きじゃないのかも”“全く踊ってないの、ＮＥＷＳ嫌い過ぎるからなの？”と、上田がＮＥＷＳに対して、良くない感情を抱いているとの憶測もありました。

　しかし、上田は嵐の櫻井翔（３８）を“アニキ“と慕い、心の底から心酔している“アニキ会“の一員で、ＮＥＷＳの増田貴久（３４）もこの会のメンバーで、いわば櫻井を愛する同士です。また、２０１７年４月２１日放送の音楽番組『ザ少年倶楽部プレミアム』（ＮＨＫ−ＢＳ）に出演した上田は、ＭＣのＮＥＷＳと苦境に立たされたときの心境などについて語り合うなど、関係は良好そうです。そのため、ＮＥＷＳと不仲というのも考えにくいでしょう。

　また、ジャニーズＷＥＳＴの中間も“アニキ会”のメンバーで、二宮はアニキと同じ嵐。二階堂とも不仲の噂が立っているわけではないですし、つまり番組で一緒にパフォーマンスをしたメンバーに不満があるというわけでもないようです」

■２０１５年に受けた傷

　実は、上田が『チャンカパーナ』をパフォーマンスするのは今回が初めてではない。２０１５年７月４日放送の同番組で、ＴＯＫＩＯの松岡昌宏（４３）らと同曲を歌っているのだ。

「上田は、２０１５年にやった『チャンカパーナ』では動きがどこかぎこちなく、上手く踊れなかったんです。そのため、“５年前のチャンカパーナで踊れなくて今回諦めてしまった”“チャンカパーナもう踊らないって拗ねた”という見方もありますね。上田も前回のパフォーマンスを振り返って、あえて踊らないほうが良いと考えて、今回のような形になった可能性はあるでしょうね……」（前出の女性誌記者）

　上田には、「あれは事務所の先輩や番組スタッフが怒っていいレベルよね？」との声も上がっているという。

「ファンファーストを掲げるジャニーズにとって、今回の上田のパフォーマンスは看過できないことなのではないでしょうか。それこそ上田が慕い、『ＴＨＥ ＭＵＳＩＣ ＤＡＹ』の司会でもある櫻井からすでに注意を受けた可能性も……。また、今回は嵐の二宮と一緒に曲を披露していましたが、嵐の活動休止はすぐそこに迫っている。１人だけ踊らずに悪目立ちをしてしまったことは、先輩の二宮や、テレビで嵐を見る回数が残り少なくなっている嵐ファンに対しても失礼なことだった気がしますね」（芸能記者）

　約８時間にわたって放送された『ＴＨＥ ＭＵＳＩＣ ＤＡＹ』。上田が出演した『チャンカパーナ』と『世界に一つだけの花』の瞬間最高世帯視聴率は２０．９％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と番組内で最高だったという。実は視聴率男だった上田。ぜひ、次回は“『チャンカパーナ』リベンジ”を果たしてほしいが、もう歌いたくない？