理解と共感が世界を優しくする!「てんかん」の真実を知ろう (3/6ページ)
けど、言わなくても何かを感じるのか寄り添い、見守ってくれた人との出逢いがあり、看護師になった。
治るものなら治って病気でない私に会ってみたいと思うこともあったけど、今はあの寄り添ってくれた人との出逢いを無駄にしないで、自分だからこそできることを体調を整えて、青空を見て気持ちいいなと言える自分で働けることに感謝している。
そして、今の目標は人よりスタートが遅かった分、長く働いて、同じような立場の人たちに寄り添える自分になることです。
(看護師・52歳)
てんかんを仕事ができない言い訳にしない
高校生の時にてんかんを発症し、既に10年以上の付き合いとなります。
わたしの発作は高校生の頃は大きく痙攣するもの(強直間代発作)でしたが、以降は傍目からは分からないものです。
イメージしてもらいやすく表現するならば酷い2日酔いが突然襲って自分が次に何をしたいのか分からなくなるといった感じです。
今は薬の調整で幾分発作が抑制できており、障害のあるお子さんが通う療育施設で9〜5時(時折残業)しっかり働いています。
仕事をするうえで、てんかんだからしょうがないと思われる人間でないようにありたいと思っています。
倒れたら元も子もないので無理なく頑張れる範囲になりますが、てんかんを言い訳にせず社会人として自分の仕事は責任を持ってしっかりすることがわたしのポリシーになります。
わたしも必要なサポートや配慮を受けることがありますが、周囲と同じようにできることは当然こなし、自分の得意分野では力を惜しまず頑張っています。
てんかんは仕事ができない言い訳や、そう思われる理由にはならないと思います。
(療育施設勤務・25歳)
転換を「弱み」ではなく「知恵」や「強み」として捉え直す
私はてんかんを15歳で発症し、何度もてんかんに背を向けながらも共に歩んできました。