三浦春馬さんの後に…TBS勝負枠で“当て書き”森七菜への期待と重圧!

日刊大衆

森七菜
森七菜

 松岡茉優(25)主演のドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)の初回が9月15日に放送された。このドラマには、7月18日に亡くなった俳優の三浦春馬さんも出演しており、大きな話題になった。

「多くの人に愛された三浦さんの遺作となった作品とあって、放送時にはSNS上で多数のコメントが寄せられ、番組のハッシュタグ“カネ恋”がツイッターでトレンド1位を獲得。ツイッターのコメントを見ると、“春馬くんの顔ばかり見てしまいドラマの内容入ってこない”“春馬くんほどチャーミングって言葉がピッタリな人はいない”など、三浦さんに関する投稿が非常に多いです」(WEB編集者)

 三浦さんの活躍に注目が集まった『カネ恋』は、初回の世帯平均視聴率が11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタートを切った。

「三浦さんが亡くなった影響もあり、『カネ恋』は全4話で放送されるといいます。話数が短い分、大きな注目を集めたまま終了するのではないでしょうか」(女性誌記者)

■後枠ドラマのプレッシャー

『カネ恋』が終わった後、10月からは『この恋あたためますか』(TBS系)の放送が予定されている。

「『カネ恋』の余韻があるまま次作の『この恋あたためますか』の放送が始まるでしょうし、同ドラマ関係者にはかなりのプレッシャーがあるのではないでしょうか」(前出の女性誌記者)

『この恋あたためますか』は、森七菜(19)の連ドラ初主演作。原作のないオリジナル脚本作品になっている。

「ドラマの公式サイトに掲載されているコメントで、プロデューサーの中井芳彦氏は以前から森が気になっていたとし、“このドラマは、憧れた人生像と今の自分に差を感じている若い女性を主役にしたラブストーリーを目指しました。揺れる主人公役のイメージにぴったりだと森七菜さんを思い描いていましたので、そのまま思い切ってお声をかけさせていただきました”と話しています。つまり、森のキャスティングありきで、森をイメージしながら脚本を作った、いわゆる当て書きなのではないでしょうか」(前同)

■次世代のトップ女優候補

 森は、3月30日に放送が始まったNHK朝の連続テレビ小説エール』では、ヒロインの妹・関内梅役を演じ、2021年公開予定の映画『ライアー×ライアー』では、SixTONES松村北斗(25)とダブル主演を務めることが発表されている。

「それだけではなく、森さんは2019年に大ヒットしたアニメ映画『天気の子』でヒロイン・天野陽菜を好演し、富田望生さん(20)や今田美桜さん(23)らネクストブレイクの宝庫と言われた学園ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)にも出演しています。

 森さんは、2016年に大分県内の店でスカウトされたのがキッカケで芸能界入り。芸歴も短く、所属事務所は森さんを含めて3人しかタレントがいない小さな事務所ながら、異例の快進撃を続けています。一方で、そんな大活躍を受けて、一部では“ゴリ押し”と揶揄する声も出ているようですね」(芸能プロ関係者)

■大物監督らも森を絶賛

 1月20日発売の『キネマ旬報』(キネマ旬報社)で、森が出演した映画『ラストレター』で監督を務めた岩井俊二氏(57)は、「森七菜ちゃんはいろんなものを持たされているなというのが第一印象でした」や「歴代のいろんな女優さんの顔がオーバーラップしてくるような、そういう意味で恵まれている子だなと感じます」と絶賛している。

 さらに、同作のプロデューサーを務めた川村元気氏(41)は、出演発表時に「僕も、15歳の時の広瀬すず(22)に会っていますが、それ以来の素晴らしい才能」と評価。

「川村氏は、プロデューサーとして『君の名は。』や『電車男』といった多数のヒット作を手掛け、『ドラえもん のび太の新恐竜』の脚本を担当、さらに小説家としての一面もある超ヒットメーカーです。そんな川村氏に“広瀬すず以来”と言わせるのは、すごいことですよね」(前出の芸能プロ関係者)

■ヒットドラマ連発の「TBSの勝負枠」

『恋をあたためますか』が放送されるのは、TBSの火曜22時枠。大ヒットした新垣結衣(32)の『逃げるは恥だが役に立つ』が放送され、今年に入ってからも『恋はつづくよどこまでも』『私の家政夫ナギサさん』そして『カネ恋』と注目作が続いてきた時間帯となっている。

「過去には『初めて恋をした日に読む話』『義母と娘のブルース』といったヒット作も出した枠で、TBSにとっても重要な枠だといいます。そのため、主演には綾瀬はるかさん(35)や深田恭子さん(37)、石原さとみさん(33)をはじめ、人気やキャリアがある人が選ばれる傾向にあるそうです。

 しかし、森さんはキャリアが極めて浅く、これからスターダムに駆け上がって行く役者です。この枠の主演に起用される人選としてはかなり異例でしょうし、それだけTBSも期待をしていて、勝算があると見込んでいる逸材だということでしょう」(前出の芸能プロ関係者)

■“春馬ロス”は必至

 前出の芸能プロ関係者は続ける。

「ただ、『カネ恋』は三浦さんのこともあって、かなりの話題作になるでしょう。放送終了後には、間違いなく“春馬ロス”があるでしょうし、前作が余韻を残したまま『この恋を温めますか』がスタートするかもしれません。そんな状態で始まった場合、主演の森さんはかなりの重圧を感じてしまうかもしれませんね……」

 森はドラマの公式サイトで、「私自身、これからどんな景色が見えてくるのかワクワクしていますが、一番には皆様に毎週火曜10時が楽しみだと思っていただける要素を沢山盛り込んで、頑張っていきたいです」とコメントしている。

 19歳の女優には大きすぎるとも思える期待と重圧。しかし、森のピュアな気持ちが、ドラマをヒットに導いてくれるに違いない。

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