サメに噛まれたまま海から出た男性、笑顔の動画が拡散される 気になる怪我は (2/3ページ)

リアルライブ

サメは一度噛み付いたら強く噛み付いて、離れないため、男性のように大きな怪我につながらなかったケースは珍しいそうだ。なお、サメにも大きな怪我はなく、その後、海に戻された。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「サメに噛まれても冷静でいられることがすごい」「男性は、人が集まって有名人みたいになってアドレナリンが出ていたのかも。だから痛みをあまり感じなかった」「サメに噛まれて大怪我をしないなんてあり得るのか」「サメが小さかったから大怪我にならなかった可能性がある。歯もまだ発達していなかったのかも」「野次馬の撮影に応じるサービス精神がすごい。でも写真を撮るのは失礼な気もする」などの声が挙がっていた。

 海外には、サメに噛まれた様子を動画で撮影した人が他にもいる。
 アメリカ・フロリダ州で、とある男性がダイビング中に足を噛まれるも、その様子を水中カメラで撮影したと、海外ニュースサイト『Orlando Weekly』が2017年6月に報じた。同記事によると、男性は同州の海でダイビングをしていたが、突然、約8フィート(約2.5メートル)のサメが襲いかかってきたという。

 サメは男性の左足首の辺りを噛んだ。サメは男性の足首からしばらく離れなかったが、男性はサメを振り解いて逃げることに成功し、船の上にいた友人に助けを求めた。男性は、その後、病院に運ばれ手当てを受けたそうだ。男性は、サメに噛まれたことで1リットル以上の血液を失い、足首を56針縫う怪我を負ったという。

 男性はサメが襲いかかってきた時、とっさに水中カメラを構え、サメが襲いかかるところから、自身が船に引き上げられるまでの様子を動画で撮影した。男性はYouTubeアカウントを作成し、その動画をアップ。その後、動画は拡散された。動画は9月17日現在、820万回以上再生されている。
 
 海で危険な目に遭う経験をした際、とっさに動画に残そうとする人もいるようだが、必ずしも助かるとは限らない。まずは自身の身の安全を第一に考えて行動するべきだろう。

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