草なぎ剛、本音吐露に嘆きの声!新しい地図「地上波を阻む」旧態忖度!!

日刊大衆

新しい地図
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 9月16日放送のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)に、新しい地図草なぎ剛(46)が出演した。

 この日は、9月25日公開の草なぎの主演映画『ミッドナイトスワン』のPRのために、番組に出演した草なぎだったが、予想外の会話が飛び出した。

「パーソナリティの伊集院光(52)は、早速映画の話に移ろうとしていたのですが、草なぎが突然、“TBSさん、すごいですね……”とボソボソ語りはじめました。草なぎは続けて“庭がすごかったですね……。ごめんなさい、関係ない話をして”とコメント。“久しぶりにテレビ局来たから、テレビ局だ、みたいな”と語り、落ち着かなくなってしまったようでしたね」(芸能記者)

 その後、草なぎが出演したゲストトークのコーナーも終わりに差し掛かったころ、伊集院は「こういう良い作品で、良い演技をずっとしていると、誰も黙ってはいられなくなるっていうのを感じます」と切り出した。

「伊集院は“草なぎ剛という男がいます。そして、俺もこの人と一緒に仕事がしたいですっていう人の波が、すごい(起こる)”と草なぎを評価。これに草なぎは“いつでも窓口は開けてますので、お仕事ください”と軽い口調で返しました」(前同)

■「テレビ局の方、お仕事ください」

 さらに伊集院は「いろんなことを汲み取ってこの話を聞いてください」と前置きをし、「いろんなことで、最近、草なぎ剛テレビで見ないっていう人もいると思うんですけど、でも、この映画を見た人が、俺はこの人とやりたいんだっていう圧をいろんなところにまいていくと思います」と語った。

「伊集院の熱いメッセージに草なぎは、“テレビ局の方、お仕事ください”とコメント。この発言に笑いが起きていましたが、もしかすると冗談ではなく、かなり切実な問題なのかもしれませんね……。

 この出来事はネット上でも大反響で、“伊集院さんのこの言葉感動した。ありがとうございますて心から思った”“テレビの人お仕事下さい!!”と応援する声、また一方では、“TVがどんどんつまらなくなるはずだよね”“25年以上も芸能界を楽しませてくれたSMAPだよ。もういい加減忖度やめて下さい!! 誰も幸せにならない”といった嘆く声も上がっています」(前出の芸能記者)

 8月2日、香取慎吾(43)がインターネット番組『7.2 新しい別の窓 #29』(ABEMA)に出演。ゲストの中山秀征(53)が、新しい地図の3人に2017年にジャニーズ事務所から独立して、「良かったところと、そうでないところ」を聞く場面があった。

「このトークで香取は、SNSを始められたことにメリットを感じているとしつつ、“(独立から)3年くらい経つんですけど、本当にこんなにテレビに出れないんだなって。ステイホームとかで家でいろいろ見るじゃないですか。改めて、本当にテレビに出れないんだなって、最近ちょっと感じている”と話しました」(女性誌ライター)

■「出演できるありがたみ」を語った香取

 香取は、2019年12月20日発売の『週刊文春WOMAN』(文藝春秋)で、ロングインタビューに応じている。

 インタビューでは、同年7月17日、公正取引委員会が、新しい地図の3人のテレビ出演を妨げる動きがあり、独占禁止法違反につながる恐れがあるとして、ジャニーズ事務所を注意した、と報じられたこと。同8月1日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、『5時に夢中!』(TOKYO MX)への稲垣吾郎(46)の準レギュラー出演をマツコ・デラックス(47)が拒否。さらに同誌の取材に『だって、テレビ局は使いたくないんだもん。SMAPじゃなくなった3人に魅力を感じますか?』とマツコがまくし立てた、との話にも触れている。

「香取は、『5時に夢中!』をめぐる報道を知っていたといい、記事について、“『悔しい』という思いよりも、『新しい道を歩むってこういうことなのか』って思ったかな”とコメント。また、歌番組を引き合いに出し“昔は新曲をリリースすると、歌番組に出るのが当たり前で、『えー、どれどれとどれに出るの?』って、出られることの有り難みを全くわかっていなかった”といいます」(前出の女性誌ライター)

■共演拒否報道で「初心」に戻る

 前出の女性誌ライターは続ける。

「香取は“やっぱり、人間、初心を忘れちゃいけないんですよ”とした上で、“あの記事のおかげで、30年以上前の、芸能界で最初に夢を持った頃の気持ちに戻れた”“謙虚になれたと同時に、純粋に奮起できた”と語りました」

 今年2月2日付の『朝日新聞DIGITAL』のインタビュー記事では、稲垣が地上波のテレビについて触れている。

「稲垣は、新しい地図として、ABEMAでのインターネット番組出演、さらにはブロガーと、ネットを中心に活躍してきました。そのため、稲垣は“地上波がどうのとか、考えてなかったんですね”とコメントしています」(スポーツ紙記者)

 この記事が出る少し前、2019年大晦日に新しい地図の3人は、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の年越し特番『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)、1月2日放送のバラエティ番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)に出演している。

「こうしたテレビ出演について、稲垣は“ただ、地上波に出たことで、久しぶりに見た、という声もありました。僕からすると、『ずっとやってきてるんだけど』という気持ちもありますが、受け取る層も違うわけで、それも間違っていない”“こだわるつもりはなかったけど、地上波も声がかかればまたやっていきたい”と語っていましたね」(前同)

■障壁はなくなりつつあるが…

  新しい地図の3人は『ガキ使』などのバラエティ番組への出演以外に、稲垣が2020年3月まで放送されていた連続テレビ小説スカーレット』に出演。草なぎは2021年に放送予定の大河ドラマ青天を衝け』、香取も2022年に放送予定の大河ドラマ『鎌倉殿の13 人』(いずれもNHK)に出演することがほぼ決まった、と8月18日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が報じた。

「独立前は、冠番組として『SMAP×SMAP(スマスマ)』(フジテレビ系)があって、他にもそれぞれ個人でレギュラー番組もあった。それと比べると、独立後の新しい地図の3人のテレビ出演数は激減しています。

 ただ、多少は流れが変わってきているでしょう。公取の注意がジャニーズ事務所に入ったほか、未成年との飲酒とホテルへお持ち帰りが報じられ、芸能活動自粛となった山下智久(35)に代表される不祥事、さらに2020年末のの活動休止もあって、ジャニーズの影響力が弱まっている、とささやかれているんです。

 そのため、新しい地図の地上波テレビ出演への障壁は、以前よりは低くなってきている状況なのではないでしょうか」(前出のスポーツ紙記者)

■キー局上層部とジャニーズの太い関係

「コロナ禍でテレビ局の経営もキツくなっている中、制作現場も一部の芸能プロに忖度している余裕はないといいますよ」

 と前出のスポーツ紙記者は語り、こう続ける。

「ただ、上層部がネックになっているとの話も聞こえてきますね。キー局の上層部には、ジャニーズ事務所との付き合いが長く、関係性がまずくなるかもと気を遣って、新しい地図の稲垣、香取、草なぎを出したくないという考えの人も多いといいますね。現場が起用しようとしても、上からケチをつけられる可能性もあり、ただでさえテレビ不況でスタッフが減っていて、仕事量が増えているなか、面倒事はなるべく避けたい、というのが現場制作陣の正直なところ。

 事務所からの直接の圧力は感じなくなったのに、身内であるテレビ局内部の強い忖度が残っている状況です。それで、新しい地図への出演依頼が遠のいてしまうようですね」

「新しい地図を地上波で」という、ファンと本人たちの願いが叶う日はいつになるのかーー。

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