「転職したい」と思ったら考えたいこと (2/3ページ)

マイナビウーマン

転職タイミングとしては、「案件が終わった」「大きな仕事が終わった」「予定されていた仕事が消滅した」などの環境変化が自分のキャリアを考えるきっかけになり、かつ転職活動時間が作れるようになったという事例は多いです。

■転職の悩み2:エージェント? 誰に相談すればいいの?

外資系所属だとプロパー社員10年以上はレアキャラです。ボスとその配下の部下ごと他社への大移動することもあり、周囲も自分も転職経験者なことが多いため、相談先は無数にあります。そして「類は友を呼ぶ」ので、転職者の周りには転職者ネットワークが自然とできます。

しかし、転職が選択肢として一般化したのはここ数年。世間的にはまだ転職への抵抗感があることも否めません。私の質問箱への転職相談の多さでも感じます。

インターネット以外の現実的な相談先は、転職エージェントになる可能性が高いです。私も最初の転職時は、「何をしたらいいのか分からない!」「とりあえず転職エージェントに相談だ!」「転職求人サイトに登録だ!」と戦略なき行動をしました。

転職解像度が低いため「無料だしとりあえず相談」とキャリアエージェントに「よく分からないんですけど……」「求人どんなのがありますか……?」とナメくさった相談をします。

不動産仲介業者への相談と同じで、エージェント側も仕事なので「見込みが低そうで要件整理に労力が掛かりそうな人間」に本気で取り組みはしません。彼らの仕事は求人者を求人企業に入社させることだからです。何も決まっていないキャリアの設計相談にはまず乗ってくれません。

彼らの報酬は紹介した人材が入社した際の紹介料で成り立っているのです。もちろん、商売と求職者のキャリアを高いレベルで両立させてくれる最高のエージェントも中にはいます。しかし、ゆるふわ相談で行って神様レベルの担当者を捕まえるのは宝くじに当たるようなものです。

■転職の悩み3:転職したいけどスキルがない、資格がない、時間がない

相談先がないことに並ぶ悩みは「自分には何もない」というキャリアの悲観から転職を過剰に怖がることです。

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