三原じゅん子氏、厚労副大臣就任で掘り返された「馬乗り」事件

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三原じゅん子氏、厚労副大臣就任で掘り返された「馬乗り」事件

 自民党女性局長の三原じゅん子参院議員が9月18日、政府の閣議で厚生労働省副大臣の職に就くことになった。政府の役職に就くのは初となる。

 三原氏は2010年、参院選で初当選。現在、2期目だ。三原氏にとっては、これまでにない大役が回ってきたかたちだが、元芸能人だけにネット上の風当たりも強い。「他に適任者がいると思いますが」「もう何でもありだね」などと辛口の評もある。

 三原氏といえば、まず思い出すのがドラマ「金八先生」の不良少女・山田麗子役。同級生にヤキを入れるシーンでの「顔はやばいよ、ボディやんな」というセリフはつとに有名だ。ただこれは役の上の事だが、リアルに凶暴さが発露した“事件”を起こしていたことが、ネット上で話題にされている。

「87年4月、三原氏は都内で当時交際中の男性とタクシーから降りたところ、張り込んでいた写真週刊誌に激写されました。2人はこれに激昂し『フィルムを出せ』と言い、ひざ蹴りをするなどして乱暴。さらに三原氏は路上でうずくまるカメラマンに馬乗りになり、髪の毛をつかんで頭を路上に打ち付けたと報じられています。酒に酔っていたとはいえ、行き過ぎた行為です。結局、駆けつけた警察官に現行犯逮捕。カメラマンのケガは軽く、悪質性も低いとして翌日釈放されていますが、政治家としては大きな汚点でしょう」(週刊誌記者)

 私生活では1990年にカーレーサーの松永雅博氏と結婚、99年5月離婚。同年11月、お笑い芸人・コアラと結婚するも、2007年に離婚。2016年には24歳下の議員秘書と3度目の結婚をしている。

 政治家を志したのは、2008年に子宮がんを患い、子宮の摘出手術をしてから。10年の初当選後は、一貫してがん治療への取り組みを訴えてきた。その後、自民党の女性局長、参院厚労委員会委員長を歴任。

 初の政府役職で、どんな剛腕を振るってくれるのか、お手並み拝見である。

(石田英明)

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