近未来感が出てきた!?宇宙飛行士風フェイスシールドが予約販売中

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近未来感が出てきた!?宇宙飛行士風フェイスシールドが予約販売中
近未来感が出てきた!?宇宙飛行士風フェイスシールドが予約販売中

宇宙飛行士風フェイスシールドにネットがざわつく image credit:microclimate.com

 まだまだ油断は禁物な新型コロナウイルス。現在はまさに「コロナと共に生きる時代」になり、マスクが必須アイテムのひとつになっている。

 このパンデミック中、ユニークかつ機能的なマスクが続々と登場しているが、このほどアメリカのある企業が開発したのは、近未来感があるフェイスシールドだ。

 顔全部をすっぽりと覆うヘルメット風で、宇宙に旅立つ宇宙飛行士風といったところだが、SNSではざわつきが止まらないようだ。
・曇らないし空気も循環。宇宙飛行士風フェイスシールド

 アメリカの『Microclimate』社は、ユニークなデザインのフェイスシールドを開発した。

 『AIR(エアー)』と名付けられたその製品は、白と黒のバージョンがあり、いずれも前面が透明なカバーで覆われていて、まるで宇宙飛行士が装着するヘルメットのようだ。


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image credit:microclimate.com

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image credit:microclimate.com

 このデザインのアイデアを思い付いたのは、同社のマイケル・ホール氏だ。

ユタ州に、家族とスキー旅行に出かけた際、スキーマスクやゴーグルを着けていた子供たちの姿を見て、ふいにアイデアが閃きました。

スキーマスクは装着し続けると、内側が曇ったり冷たくなったり濡れたりして、着け心地も悪くなります。それを思った時、快適に装着し続けられるフェイスマスクを開発したいと思い立ったのです。

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image credit:microclimate.com

 この保護ヘルメットは、頭と首部分を覆う生地が洗濯可能で、マスク内のHEPAフィルターを通して空気を取り入れられる換気システムも組み込まれていることから、曇らないという利点がある。

 また、メガネをかけていても邪魔にならないようにデザインされている。ヘルメット内部はクッションライナーもついてあるので、着け心地は快適だ。

 サイトには、使用生地などの詳細とあわせて、9つの米国特許出願済みであることも記載されてある他、バッテリーは4時間ほど持続可能で、AirPodsも問題なく機能するという。

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image credit:microclimate.com

 キャリアーケースとクリーニング用の布もついて、購入価格は199ドル(約20900円)。今は黒のみを予約販売中で、ホワイトは近日販売予定。

 ただし現在購入できるのはアメリカ国内のみ。発送は10月中旬予定だという。評判が良ければ海外発送される可能性もある。

AIR Detail – MicroClimate
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・SNSユーザーらの反応はちょっぴり困惑気味?

 空港でも、車内でも屋外でも、問題なく装着できる新しいタイプのフェイスシールドなのだが、どうやらSNSではユーザーらがかなり困惑したようだ。

どういうふうに反応したらいいのか、ちょっとよくわかりません。

俺たちは、火星にいるのか?

地球にいながらにして、宇宙コスチューム…何か間違ってるだろ。

コロナ第2波に向けての実用的な解決法なんだろうけど…。

おお、宇宙飛行士用ヘルメットか。ありがとう!
これでようやく仕事に行くことができるぞ。

まさか注文したら、こんな風になってたりしないよな?

このデザインはまだ早いよ。あと10年待って。

汗かいても、こうならないかな。

次はこれだな…。

 これから冬が来ることを考えると、確かに防寒的にもよさそうな気はする。このシールド部分がぐいーんと上に持ち上がるなら、ご飯を食べる時とかも便利そうなんだけど、仕様はどうなってるんだろう?

 寒がりな私としては気になる商品だし、宇宙飛行士気分は味わいたいところだ。
written by Scarlet / edited by parumo
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