中国では「クローン警察犬」も登場!? 死んだペットの“再生”にかかる料金は? (2/2ページ)

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さらに、人間を除いたクローン動物については現在、世界的に明確な規制や国際的なルールが定まっていないため、各国の文化や宗教観によって、その運用方針がまちまち。そして、死んでしまったペットに代わり、クローン技術でそれを作り出す過程でも多くの命が失われてしまうリスクがあるため、『命を大切にする』という根幹が崩壊してしまう恐れもある。加えて、金さえ積めばクローンが手に入るとなれば、ペットへの愛着が薄れていくという懸念もあります。要は、そういった本質的な部分を中国のベンチャー企業がどう考えるかが、今後の課題だということです」(前出・ジャーナリスト)

 実は、北京の企業にはコロナ禍前、日本からの依頼も相当数あったとされる。

 中国をはじめ、世界におけるクローンの広がりが、我々人間と動物との、命との向き合い方に変化をもたらすのは間違いないだろう。

(灯倫太郎)

※写真はイメージです

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