高知東生「お袋は自死したけど...」竹内結子さんに対するネットの声に持論

日刊大衆

※画像は高知東生のツイッターアカウント『@@noborutakachi』より
※画像は高知東生のツイッターアカウント『@@noborutakachi』より

 俳優の高知東生(55)が28日にツイッターを更新。27日に急死した女優の竹内結子さん(享年40)に対して、一部から「子どもがいたのになぜ自ら命を絶った?」との声が聞かれていることについて言及した。

 この日、高知は「竹内さんの件、自死遺児の俺は『子供がいたのになんで?』と目にすることが一番辛い。それは俺自身が一番知りたかった事。愛されなかった子供とずっと信じていた。心を閉ざしている時は、周囲の人が良かれと思って何を言ってくれても届かなかった。俺も愛されていたと思えたのは55歳になった今年のこと」とツイート。

 高知の母親は、彼が17歳の時に自殺で亡くなっている。続けて「人は自分の頭で理解できない出来事に出会うと、何とか理解したいという作用が働いて想像で結論付けがちだけど、今の様な心が病みやすいネット時代は『理解できないけれどそっとしておこう』という練習を自分の頭にさせることも大切じゃないかな。残されたご家族の人生を最優先に考える練習とでもいうか」と、ネット上などで竹内さんが死を選んだ理由を憶測する声について持論を展開。

 その上で「お袋は自死したけど、俺のことを最後まで大切に考えてくれ、愛してくれていたと今は信じている。例えそれが真実でなかったとしても、自死遺児の俺にとって自分が心からそう思えるようになったことで、自分を赦せた。親の命綱になれなかった自分を責めてしまう子供もいる事を知ってもらえたら有難い」と母親を自殺で亡くした当事者としての考えをつづった。

■高知東生のツイートにネットの反応は……

 この投稿を見たファンからは「こういう認識が社会に広まってほしいです」「高知さんの言葉は胸に響きます」「その人にしかわからないことがありますよね」「遺児にどう声をかけたらいいのか、周囲の人たち全てにずしりと課される問い掛けです」「高知さんの思いが、竹内さんの息子さんにも届きますように」「自死された方のお身内の苦しみは本当に体験された方でないとわからないのかもしれません。どうか、不幸の連鎖が止まりますように」とさまざまな反響が寄せられている。

※画像は高知東生のツイッターアカウント『@@noborutakachi』より

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