「これからだって!」三浦春馬、『カネ恋』最終回への言葉に視聴者の涙
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9月29日、松岡茉優(25)と三浦春馬さん(享年30)主演のドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)第3話が放送された。
第3話は、「玲子(松岡)が15年片思いしている早乙女(三浦翔平)が、実は子持ちの既婚者だったことが週刊誌にスキャンダルされる」「玲子は失恋し、吹っ切れようと髪を切るが心は晴れず、慶太(春馬)があの手この手で励ます」「突然の雷鳴に驚いた玲子と慶太が顔を見合わせた次の瞬間、慶太が玲子に無意識にキスしてしまい、お互いキョトンとしながらエンディング」
という、最終回に向けて登場人物の関係が大きく発展していく回だった。
「ドラマ内での慶太の発言や、早乙女と玲子のやり取りがどこか現実の三浦さんとリンクしていて、切なくなってしまった、とつぶやく声がツイッターで多く溢れたんです。もちろんドラマ内での発言ですが、現実とあまりにマッチし過ぎていて……」(女性誌記者)
■「俺にもいろいろ、あるわけよ…」
特に話題になったのは、「慶太が自分の“妹”について語るシーン」「終盤の慶太が玲子を励ますシーン」の2つだった。まず、妹のシーンから。
「慶太が玲子の母・サチ(南果歩)に、“妹”である女子高生のひかり(八木優希)について尋ねられた際、“父親(草刈正雄)が外で作った子ども”“妹に罪はないし、精一杯面倒を見てやりたい”としみじみと語るシーンがあるんです。
実はすべて慶太のカン違いで、“ひかりは赤の他人”“ちゃっかり者のひかりは慶太がお小遣いをくれるから秘密にしてる”と直後に別の場所でひかりが玲子に明かすギャグシーンだったんですが、このときの慶太の発言が演出込みで、どこか悲しかった」(前出の女性誌記者)
真相を知らないサチは、慶太を複雑な兄妹事情に涙声で「そうだったの……」と肩をさすって励ますのだが、慶太は手に持った帽子を日除けにしながら夏の空を見つめ、「俺にもいろいろ、あるわけよ」としみじみとつぶやいたのだ。
「この場面について、空を見上げて、湿っぽい話題を笑顔で隠したような描写だったこともあり、“いろいろ、ね……”“いろいろあったんだろうね…”という気分になってしまった人が多かったようです。ドラマでは直後にカン違いが発覚するギャグシーンがあるので、そこまで湿っぽくはならないんですけどね」(前同)
■「これからだって!」
そして、終盤。「慶太が玲子をあの手この手で励まそうとするシーン」だ。早乙女にフラれて傷心の玲子は自分で髪を切って吹っ切れようとするが心は痛いまま。
慶太は「痛いの痛いのとんでけー!」と何度も繰り返したり、「ずっと早乙女さんが好きだったのに!」と感情を爆発させて泣き叫ぶ玲子に共感してもらい泣きしたりと、優しさを見せる名シーンだった。
「その際の“これからだって! サヨナラしたならさ、きっと新しい良い出会いがあるよ!”という言葉に、“新しい出会いなんて無くてもいいから帰ってきて…”“これから、だったんだよー”“色々と思うことが多すぎる”と、現実の三浦さんと重ね合わせた間奏の言葉がSNSで溢れていました」(女性誌記者)
その後、慶太の励ましで落ち着きを見せた玲子だったが、、直後に落雷に驚き思わず慶太と顔を見合わせた瞬間にキスされて……。という、新しい恋を感じさせる終わり方で、第3話は終了した。
「全8話の予定を、三浦さんの生前に撮影していた4話中盤までの映像をもとに、脚本を練り直して全4話の作品として完結させます。第2話の展開が早かったことや、ラストで早乙女(翔平)の髪色が茶髪になっていたことから”既婚者設定は、三浦さんの死後に新撮されたシーンでは”とされていましたが、今回の話を見る限り、ここまでの流れは、多少改変しつつも予定通りだったのでしょう。最終回が気になりますね……」(専門誌記者)
■最後の主演映画に三浦翔平も参戦
ドラマで「これからだって!」と言っていた三浦さんだったが、コロナ禍で公開日未定となっていた主演映画『天外者』(てんがらもん)の公開が12月11日に決定した。同作の出演者には、『カネ恋』で共演する三浦翔平がいたことが、すでに話題となっている。
「春馬さんとは一緒にサーフィンに行く仲で、『カネ恋』で共演していた三浦翔平さんも、坂本龍馬役で出演していることが、キービジュアル付で明かされています。現実と同じく、五代(春馬)の盟友として活躍する龍馬役です」(前出の専門誌記者)
三浦さんが急逝した7月18日、生放送番組『音楽の日』(TBS系)に出演していたT.M.Revolutionの西川貴教(49)も『天外者』に出演しており、
《自分の出番が終わってやっと春馬の訃報と向き合っています...なぁ、俺ら一緒に撮った映画どうすんだよ... まだ公開日も決まってないのに...》
と、つづっていた。『天外者』は、幕末の日本を舞台にした、青春群像劇。三浦さんは実在した薩摩藩士・五代友厚(ごだいともあつ)を演じている。
■翔平と監督は三浦さんを偲ぶコメントを発表
出演者コメントに、三浦翔平は、
「沢山のファンがいらっしゃる方なので、重圧を物凄い感じましたが、払拭するために土佐弁の稽古や、霊山歴史館、龍馬のお墓など、歴史から学びました。
クランクイン前には、春馬と何度も読み合わせして、才助、利助、弥太郎との関係性を築きあげ、自分なりの新しい豪快な龍馬を思いっきり演じる事ができました」
「天国で五代さんと一緒に観てくれる事を願います」
と、春馬さんを偲びつつも、一緒に何度も読み合わせをしてくれた春馬さんへの感謝の思いを綴っている。
映画を担当した田中光敏監督も、
「イメージで浮かんできた俳優は三浦春馬くんでした。 透明感があり強い信念を持ち、そして美しく…。春馬くんに声をかけてから 2年の歳月が流れ、集まってきてくれた役者達は、みんな春馬くんの仲間のような俳優たちでした」
「三浦春馬くん、参加してくれてありがとう。そして主演を支えるそれぞれの役者達の素晴らしい生き生きとした芝居を是非ともスクリーンでご覧いただきたいと思っています。最後に…ただただ残念なのは三浦春馬くんに出来上がった作品を見てもらえなかったことです」
と、翔平と同様に春馬さんへの感謝と、追悼の言葉を送っていた。
「まだまだこれから」だった三浦春馬さん。『カネ恋』では猿渡慶太として、どのようなラストを迎えるのか、気になるところだーー。