カズレーザーに称賛!!フワちゃんも!?毒こそ蜜!“忖度ゼロ”芸能人

日刊大衆

カズレーザー(メイプル超合金)、フワちゃん
カズレーザー(メイプル超合金)、フワちゃん

 お笑いコンビ・メイプル超合金カズレーザー(36)が9月29日、『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演。その際の発言が称賛を浴びている。

 この日の放送では9月27日に急逝した女優の竹内結子さん(享年40)の話題を取り上げた。竹内さんの自殺報道直後から、元夫で歌舞伎俳優の中村獅童(48)のインスタグラムに、心無い誹謗中傷コメントが殺到していると伝えた。

 火曜スペシャルキャスターのカズレーザーは、こういった書き込みをする人たちについて「俺は無視していいと思う」と切り出し、「残念ながらフジテレビはもう同じすねに傷を持っているので、自戒の念を持つべき」と語った。

 カズレーザーの発言に、スタジオには一瞬ピンとした空気が張り詰めたものの、カズレーザーはカメラを見つめて毅然とした態度を見せた。

「フジテレビとNetflixで放送されていた恋愛リアリティー番組『テラスハウス』に出演していた、女子プロレスラーの木村花さん(享年22)が5月23日に亡くなりました。

 木村さんはSNS上のヘイト発言を苦にして命を絶ってしまったと言われています。カズレーザーは木村さんの一件を指して“フジテレビは自戒しなければならない”と、コメントしたのではないでしょうか」(芸能記者)

■「フジの将来はカズをどこまで使い続けられるか」

 カズレーザーのコメントに、ネットでは「この発言、一本筋通ってるね。フジの将来は、彼をどこまで使い続けられるかで見える気がする」「本当にこうして、言うべきことを毅然と言える人は貴重だと思う」「間違った事は何一つ言ってない! 同局は良く肝に命じておいた方が良いですね」といった賞賛の声が多数上がっている。

「自分が出演しているテレビ局を批判するということは、タレントにはなかなかできないこと。それでも”言うべきことは言う“というカズレーザーの忖度しない姿勢は以前から評価されていましたよね。

『とくダネ!』が来年3月に終了し、その後の新番組のMCにカズレーザーが就任するという報道もあります。10月からは火曜スペシャルキャスターに加えて金曜にも『とくダネ!』に出演することになりましたから、MC就任という流れも濃厚視されています。

 仮に来春、新番組のMCに起用されなくとも、忖度なしの姿勢と抜群のバランス感覚で、数年内には帯の情報番組のMCを務めることになるのではないでしょうか」(前出の芸能記者)

■和田アキ子もフワちゃんを絶賛

 朝の情報番組といえば、落語家の立川志らく(57)がMCを務める『グッとラック!』(TBS系)の金曜コメンテーターに、フワちゃん(26)が起用されて大きな注目を集めている。

 フワちゃんも忖度しないタレントとして知られ、目上のタレントにもタメ口で接するキャラクターでブレイクを果たした。

 9月12日放送の『おかべろ』(関西テレビ)に出演した際、フワちゃんは「和田アキ子(70)とかは逆に平気だった。私のインスタフォローしている。アッコ大好き」と、大物歌手の和田アキ子にもタメ口だと明かした。

 当の和田もフワちゃんについて、9月12日放送のラジオ『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)で、「1回しか会ったことないけど、フワちゃんとか1回飲んでみたい」、「すごい機転が利くし、面白いと思う」と絶賛。

■フワちゃんはスタッフにも友達感覚

「カズレーザーと方向性は違いますが、フワちゃんも忖度しませんよね。一見、傍若無人な振る舞いや誰に対しても物怖じしない自由な言動は非難を浴びそうですが、アッコさんもフワちゃんを評価している。大御所芸能人に対して、多くのタレントは遠慮がちに接しますが、フワちゃんは遠慮なしにガンガンいく。そこが大御所にとっても、そして視聴者にとっても新鮮なのでしょう。

 また、9月9日放送の『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)に出演した際、"スタッフの名前は絶対に覚える"という噂について、”これは本当にそうなの。スタッフとはなるべく友達でいたい”と明かしています。

 横山裕(39)もフワちゃんが”ありがとね~! 昨日めっちゃ楽しかったよ~!”と、スタッフに気さくに話しかけているのを見たことがあると話していますが、大御所芸能人にもスタッフにも変わらない態度で接する姿勢が支持されているのではないでしょうか」(前同)

■梅沢・坂上・一茂は“忖度なし”で再ブレイク

 ベテランの中にも、忖度しないタレントはいる。

梅沢富美男さん(69)からは一見、暴論にも思えるような発言が時々飛び出しますが、関係各所に忖度しない、思ったことを言ってくれるところが特に同世代の視聴者からは支持されています」(制作会社関係者)

 梅沢は『ミヤネ屋』(日本テレビ系)や『バイキング』(フジテレビ系)にコメンテーターとして出演。そのコメント力が評価されたのか、2018年4月から2019年9月まで、冠番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)でMCを務めた。

『バイキング』の坂上忍(53)も忖度しない毒舌タレントとして再ブレイクを果たしたと言っていいだろう。

「坂上さんについてはパワハラ騒動なども報じられ、批判の声も上がっていますが、なんだかんだ言っても『バイキング』(フジテレビ系)を人気番組にしたのは彼の実力です。坂上さんはとにかく忖度発言を嫌います。『バイキング』に出演するコメンテーターに対しては、瞬発力と本音を求める姿勢は『バイキングMORE』にリニューアルした今でも変わっていないのではないでしょうか。

 また、長嶋一茂さん(54)も以前から本音でしゃべりまくりますよね。『羽鳥慎一モーニングショー』での玉川徹氏(57)との”舌戦”は何かと話題になりますし、『ザワつく!金曜日』(ともにテレビ朝日系)など、冠番組も抱えて引っ張りだこの人気者ですからね」(前出の制作会社関係者)

 一茂は2019年1月の日刊スポーツの取材に対し、自身の人気の理由を「憎まれっ子世にはばかるじゃないけど」と謙遜しつつも「我々もマスコミもきれいな世の中を作りすぎ。番組も毒を吐いているのに、カットしたりさ」と指摘。「悪もないとダメ。最近、必要悪の使命感が勝手に芽生えているよ。いい人もフィーチャーされないし。清濁併せのむ。世の中を濁だらけにしたい感覚です」と語っている。

■EXITのりんたろー。&兼近も

 民放キー局ディレクターは話す

「若手ではカズレーザー、フワちゃんとともにEXITりんたろー。(34)と兼近大樹(29)もその姿勢が評価されています。EXITはもちろん、ネタもトークもおもしろいですが、兼近は明石家さんまさん(65)のことを”おしゃべりシーフードパイセン”と呼んでいると明かすなど、大御所に忖度しない発言でも笑いを取っています。

 ただ、それだけではなくEXITは若者に寄り添う姿勢、本音で向き合う点が多くの視聴者から支持されているんです。ここ数年で、忖度しない芸能人が支持されるようになったのは、ネットが台頭し、これまでのテレビの中で行われてきた”なれ合い”を嫌う人が増えてきたというのも大きいでしょう。

 ただ、カズレーザーやフワちゃん、EXIT、坂上などなど、忖度しない芸能人は世間の声を気にする前に、自分がどう思ったかをしっかりと表明している。そういった言動が多くの支持を集めているのかもしれないですね」

 ネットに押されつつあるテレビだが、新たな時代を迎えつつあるのかもしれない。

「カズレーザーに称賛!!フワちゃんも!?毒こそ蜜!“忖度ゼロ”芸能人」のページです。デイリーニュースオンラインは、りんたろー木村花グッとラック!フワちゃん兼近大樹エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧