木村拓哉を担ぎ出し!!A.B.C-Z河合郁人「寄生」売り出し戦略!

A.B.C-Zの河合郁人(32)が、9月29日放送の『ものまねグランプリ 秋のガチランキングスペシャル』(日本テレビ系)に出演。河合は5月19日放送の『ものまねグランプリ』に初出場し、22組中5組しか残れない決勝に進出し、2位という好成績を残している。
「今回はジャニーズ史上初の優勝も期待されていたのですが、前回と異なりコロッケ(60)や神奈月(54)ら、ものまね界のレジェンドが出演していたせいもあってか、9位と順位を落としてしまいました。ただ、16位以上にランクインしたため、年末スペシャルの出場権を獲得。次回に望みをつなぎました」(テレビ誌ライター)
現役ジャニーズが披露するジャニーズものまねが売りの河合。この日も「『青春アミーゴ』で足を蹴り上げる時、膝から下の動きが異常に速いKAT-TUNの亀梨和也(34)」「嵐の櫻井翔(38)と松本潤(37)の歌い方の違い」などのネタを披露している。
「河合は本物のジャニーズならではの、キレと華のあるダンスが見どころです。また、本人たちのカッコいい部分なのに、なぜか笑ってしまう部分を見つけ出す力は、“ジャニーズLOVE”の河合ならではでしょうね」(前同)
■最新のキムタクネタも投入!
ダンスやバック転などのアクロバットを得意とするA.B.C-Zで培った技術をものまねに惜しげもなくつぎ込んだ河合だが、ダンスや歌以外のネタも冴えていた。
「前回も“ドラムを叩きながら自己紹介するTOKIO・松岡昌宏(43)”というネタをやっていましたが、今回も早朝に猫背で楽屋を探すKAT-TUNの中丸雄一(37)という、確実に笑えるネタも仕込んでいました。これ以外にも、持ち方が独特すぎると話題になった木村拓哉(47)のハンバーガーの持ち方も早速ネタに取り込み、前回よりもネタのレパートリーに磨きがかかっていました」(前出のテレビ誌ライター)
ツイッターでは「河合のものまねの何が嫌って、どこか小馬鹿にした感じなところ」といった河合のものまねに対する批判的な意見もあったが、
「SNSでは“どの瞬間切り取ってもすごいいい顔しとったよね”“ものまねをした後の空気を自ら処理して笑いに変えるトーク力がすごい”や“河合くんがやる中丸くんのものまねすごく好き”など、好意的な意見がかなり多かったです。徐々に河合の“ものまね芸人”としての実力を認める人が増えてきているようですね」(前同)
■番組本編以外でも大活躍!
河合は番組の宣伝のために、日テレの情報番組『ZIP!』や『バゲット』にも出演した。
「 『ZIP!』では、雑誌で亀梨がやりそうなポーズのものまねを披露。『バゲット』では、木村から前回の『ものまねグランプリ』出演時に決勝進出を祝うメールが来たことなど、ジャニーズの先輩たちのエピソードトークをしていました。番組本編だけでなく、こうした番宣の活動にも気合いが入っていたようです」(前出のテレビ誌ライター)
『ものまねグランプリ』以外でも大活躍の河合だが、
「ものまねのことだけでなく、『バゲット』では木村ら先輩たちのエピソードを披露。さらには9月19日と26日に放送された『ジャニーズ河合がジャニーズのコト勝手に答えます!!』(テレビ朝日系)もそうですが、自分以外のジャニーズタレントに乗っかったネタやトークが売りになっています」(前同)
■先輩たちも河合を理解している?
芸能プロ関係者は話す。
「2012年にDVDデビューをはたしたA.B.C-Zですが、未だブレイクしているとは言い切れませんよね。さらに、Snow ManやSixTONESら後輩たちがもの凄い勢いで台頭してきている。A.B.C-Zにとって今が勝負どころでしょう。それだけに必死に試行錯誤した結果、今のものまねやジャニーズタレントのエピソードトークという、他人に乗っかったネタに活路を見出したのではないでしょうか。
先輩をネタにして怒られそうな気もしますが、みんな理解してくれているはずです。そうでなければ木村のラジオ番組『木村拓哉のFlow』(TOKYO FM)の8月のマンスリーゲストに河合が起用されることはなかったでしょうし、『ジャニーズ河合がジャニーズのコト勝手に答えます!!』でも河合のメールに他のタレントたちが返信することはなかったと思います。
それは彼が真面目な人間で、今がブレイクの瞬間だと思って必死にがんばっていて、そして何より、扱うジャニーズネタの根底に愛があるからでしょう。だからこそ、他のジャニーズタレントたちが、河合に協力したいと思うのではないでしょうか」
理解のある先輩たちへの恩返しは、河合自身のブレイクしかない!?