９月２７日に流れた衝撃のニュース。同日未明、ＮＨＫ連続テレビ小説『あすか』や『ランチの女王』（フジテレビ系）、映画『いま、会いにゆきます』など、多くのドラマや映画で活躍してきた女優の竹内結子さん（享年４０）が、東京・渋谷区の自宅マンションで亡くなった。

　１０月１日発売の『週刊新潮』（新潮社）によると、９月２７日の午前１時頃、竹内さんと夫で俳優の中林大樹（３５）はメゾネットタイプの自宅の１階のリビングでくつろいでいたという。その後、竹内さんだけが２階にある寝室に向かった。そして約１０分後、２階に上がっていった夫が、ぐったりとした竹内さんを発見したという。

　芸能界では、７月１８日に三浦春馬さん（享年３０）が、９月１４日には芦名星さん（享年３６）、そして９月２０日には藤木孝さん（享年８０）が自ら命を絶っている。

「『週刊新潮』でも取り上げていましたが、三浦さんと芦名さん、藤木さんは２００８年と２０１０年放送のドラマ『ブラッディ・マンデイ』（ＴＢＳ系）で共演していました。

　主演の三浦さん演じる天才ハッカーが、テロ集団に立ち向かう物語。同ドラマには成宮寛貴（３８）も出演していました。成宮は２０１６年１２月に『ＦＲＩＤＡＹ』（講談社）に違法薬物使用疑惑を報じられ、本人は否定したものの、芸能界を引退することになりました。

　ＳＮＳなどでも、“『ブラッディ・マンデイ』の呪い”と大きく騒がれていますね。出演者３人が逝去し、薬物疑惑の成宮が出演していたこともあり、『ブラッディ・マンデイ』はもう２度と映像が流れることはないのでしょうね……」（芸能記者）

■竹内さんと三浦さんは『コンフィデンスマンＪＰ』で共演

「竹内さんと三浦さんは劇場版『コンフィデンスマンＪＰ』シリーズで共演していますよね。その『コンフィデンスマンＪＰ』では、２０１９年１０月にサブキャストの小手伸也（４６）の不倫が、さらに今年１月には主要キャストの東出昌大（３２）が唐田えりか（２３）と３年にわたって不倫していたことが明らかになりました」（前出の芸能記者）

　レギュラーの２人にゲス不倫が報じられたにもかかわらず、７月２３日公開の映画第２弾『コンフィデンスマンＪＰ　プリンセス編』は絶好のスタートを切り、興行収入は３５億円。前作の２９.７億円を超える大ヒットとなった。

　同作で、三浦さんは天才恋愛詐欺師のジェシーを、竹内さんは主演の長澤まさみ（３３）が演じる女詐欺師・ダー子が憧れる大物詐欺師役を演じている。

■『コンフィデンスマンＪＰ』は次回作で終了

「映画第３弾の製作もすでに決まっていて、２０２１年の４～５月頃にクランクインする予定。主演の長澤さんがハワイ好きということで、ハワイでの撮影も計画されているといいます。ただ、『コンフィデンスマンＪＰ』は第３弾でシリーズ終了することになるようです」（映画製作会社関係者）

　映画で主要な役割を果たした三浦さんと竹内さんの死が、シリーズ終了に影響しているのだろうか――？

「２人がこのようなことになる前からシリーズ終了の話はあったといいます。それは東出さんや小手さんの不倫などが原因でもなく、ストーリー的な部分で続編を作ることが難しいというのが実情のようです。

　第２弾の公開で明らかになりましたが、『コンフィデンスマンＪＰ』は今後も大人気シリーズになっていく可能性を秘めている。しかし、ストーリー的に限界がきていることで、もともとシリーズの終わりがささやかれてきた。

　加えて、主要キャストの三浦さんと竹内さんが亡くなったわけですから、現場からも“第４弾も”といった声はなくなっていくでしょうね」（前出の映画製作会社関係者）

　立て続けに竹内さん、三浦さん、芦名さん、藤木さんといった才能あふれる俳優たちが世を去ってしまった。ファンたちの悲しみは計り知れない――。