年末年始特番「チョコレートプラネット争奪戦」勃発!愛され理由“7”

日刊大衆

チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)
チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)

 2020年も残り3か月。年末年始も近くなってきている中、ある人気コンビの争奪戦が起こっているという。

「年末年始特番の収録がそろそろ始まるので、各局は出演者のキャスティングを行っています。その中でチョコレートプラネットへのオファーが殺到。まさに大争奪戦になっているんです」(制作会社関係者)

 モノマネや『有吉の壁』(日本テレビ系)から誕生したMr.パーカーJr.のようなキャラネタでも人気を集めている長田庄平(40)と松尾駿(38)のコンビ、チョコプラ。霜降り明星EXITといったお笑い第7世代の人気も凄まじい中、なぜ彼らに出演オファーが殺到しているのか。

「もちろん第7世代や、かまいたちのように人気が出始めている中堅芸人への依頼も少なくない。ただ、チョコプラは群を抜いて人気で、どこもかしこも、彼らに年末年始特番に出てもらおうと必死になっているといいます。理由は、今、彼らが持つ“強み”が多岐に渡るからでしょうね」(前同)

■チョコプラ人気の理由は“安心感”!

 テレビ各局がチョコプラに熱い視線を注ぐ理由はまず、「笑いが確実に取れる安心感」があるという。

「チョコプラは人気が出た今でも“ひな壇”に座ることがあるのですが、そこでもきっちり笑いがとれる。コメントを出すタイミングの間合いも絶妙。トーク力にも定評があって、場の空気や流れを読む力にも長けている。そのため、余計な場面で前に出てきて場をかき乱すこともなく、笑いが欲しいときにしっかり取ってくれるので安心感がありますよね」(バラエティ番組ディレクター)

 チョコプラといえば、長田の和泉元彌、松尾のIKKOといったモノマネでも強さを発揮している。

「チョコプラのモノマネはクオリティが高く、出れば確実に笑いがとれます。モノマネしたまま、トークをしても、抜群のタイミングで長田が和泉さんの“そろりそろり”、松尾がIKKOさんの“どんだけ〜!”とそれぞれのキメ台詞を入れてくれるので、さらにウケる。松尾はNizi Projectが流行ってすぐにJ.Y. Park(48)のモノマネを取れ入れるなど、レパートリーが多いのも魅力的です」(前同)

■コスパが最高!チョコプラはコロナ禍の救世主!?

 また、長田と松尾、2人ともが笑いを取れるのも魅力だという。

「テレビに引っ張りだこの千鳥は、大悟(40)のトークはもちろん、ノブ(40)も、嘆きツッコミと呼ばれる独特のツッコミで笑いが取れます。また、かまいたちも山内健司(39)の一線を超えるようなきわどいボケと、相方の濱家隆一(36)の的確なツッコミ、さらにイジられても笑いになるキャラクターがある。このように、チョコプラも長田、松尾それぞれがモノマネのレパートリーも多く、どちらもトークが上手いので、2人ともオチが作れるんです」(前出のバラエティ番組ディレクター)

 2人そろって鬼に金棒ともいえるチョコプラだか、

「チョコプラはいろいろ出来るのにまだギャラが安い。ダウンタウンのような大物は1本のギャラが200〜300万円、超売れっ子の千鳥で、MC番組で1本40万円ほどのギャラと言われています。千鳥に比べてチョコプラはMCでもないのでもっと安く、おそらく10~20万円程度でしょう。コロナ禍で懐事情が厳しいテレビ局にとっては、コスパが良くて非常に助かる存在です」(前同)

■千鳥はレギュラーでガチガチ

 年末年始特番のオファーを出す際は、芸人のスケジュールの余裕も大切だという。

「今、大人気の千鳥にも、本当は特番に出てほしいのですが、コンビ揃ってのレギュラーだけでも11本もあります。そのため、スケジュールがレギュラー番組でガチガチに固まってしまっていて、オファーを出す前に諦めてしまうところが多い。それに比べて、チョコプラはコンビのレギュラーが6本程度で、多少スケジュールの融通が利くところもあるため、声をかけやすいんです」(前出のバラエティ番組ディレクター)

 さらに、若者たちからの人気も、チョコプラのオファーにつながっているという。

「テレビ局は、コア層(13~49歳)の個人視聴率のアップが急務とされていますが、チョコプラは『有吉の壁』(日本テレビ系)から生まれたTT兄弟やMr.パーカーJr.などが子どもから絶大な人気を誇っています。また、彼らはYouTubeやTikTokといったネット上の活動も積極的に行っていて、先日も歌手の瑛人(23)の 『香水』のMV再現が流行りました。

 こうしたネット上の活動で若者からも支持を集めていて、出演番組のコア視聴率の強化が狙える見込みがあります」(放送作家)

■渡部、徳井のリスクはいらない!

 近年、2020年6月のアンジャッシュ渡部建(48)の不倫騒動、2019年10月に発覚したチュートリアル徳井義実(45)の巨額申告漏れなど、芸人のスキャンダルが相次いでいたが、

「チョコプラの2人はプライベートの評判も良く、不倫などの噂もない。大きいスキャンダルを起こしそうな心配がなく、クリーンなイメージがあるところも起用したい理由の1つでしょうね。

 笑いが確実に取れて、モノマネという鉄板の武器があり、若年層に人気で、ギャラがまだ安く、クリーン。コロナ禍の今、テレビ局が求めている理想の芸人のイメージにもっとも近いコンビが、チョコプラなのでしょう。おそらく、年末年始はチョコプラを見ない日はないと思われますよ」(前出の制作会社関係者)

 今年の正月休みはチョコプラだらけ? どんだけー!稼ぐのか、楽しみな2人だ。

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