嵐・櫻井翔、3か月限定“父子ケータイ大ゲンカ”を経て来年は楽天入り!?

日刊大衆

櫻井翔(嵐)、菅義偉首相
櫻井翔(嵐)、菅義偉首相

 菅政権の目玉政策として掲げられている行政のデジタル化および携帯電話料金の引き下げ。菅義偉首相(71)は官房長官時代から「携帯料金を4割下げる余地がある」などと発言してきた。

 9月16日、首相官邸で就任記者会見を行った菅首相は、「国民の感覚から大きくかけ離れた数多くの当たり前のこと」の一例として「国民の財産の電波の提供を受け、携帯電話の大手3社が9割の寡占状態を長年にわたり維持して、世界でも高い料金で、20%もの営業利益を上げ続けている事実」と話している。

 菅首相が起用した武田良太総務大臣(52)も「1割程度の値下げでは改革にならない」と、携帯料金値下げに意欲を見せている。

■菅政権の標的はソフトバンク

「携帯電話の大手3社への包囲網が強まる中、9月29日にはNTTがドコモをTOBで完全子会社化することを発表。菅氏が首相に就任してわずか2週間ですが、さっそく携帯料金値下げに向けた動きが出てきています。

 また、KDDIも菅政権の携帯料金の意向について“真摯に受け止めたい”と受け入れる姿勢です。残るソフトバンクグループは、たび重なる“税逃れ”や、2年ごとに携帯電話の契約を自動更新させる“2年縛り”といった手法で、前々から国に目をつけられてきた。

 菅政権の改革は、ソフトバンクに向けられていくことになる可能性は高い。そして今後、携帯料金値下げのカギを握ることになりそうなのが、“第4のキャリア”を目指している楽天モバイルだと見られています」(夕刊紙記者)

■菅首相は楽天モバイルに期待

 官房長官時代、菅首相は「個別の料金プランについてコメントすることは控えますが、今般、楽天モバイルが発表した料金は、一昨年の時点で大手携帯電話事業者の料金水準の半額以下の水準であり、海外事業者と比べても相当に安い水準になっているのではないかと思います」と、その料金水準を評価している。

 また、「来年3月には楽天の携帯が全人口の7割をカバーする。そうなれば、携帯料金はどんどん下がっていく」と期待を寄せている。

「菅首相は楽天の三木谷浩史会長(55)とプライベートでも懇意にしているといいます。ただ、楽天モバイルになにがしかの利益を誘導したい、ということではないでしょう。

 現状の楽天モバイルの料金プランが“妥当”だと感じているとともに、本当に大手3社の料金を下げたいと考えているのではないでしょうか。菅首相は“曲がったことを許さない”ことで知られていますからね」(前出の夕刊紙記者)

■携帯値下げの旗振り役は櫻井翔の父親

 10月1日発売の『週刊文春』(文藝春秋)によると、菅首相に携帯料金値下げを提言してきたのが、当時の総務事務次官の櫻井俊氏(66)だったという。

「携帯料金値下げの旗振り役を担っていたのが櫻井俊氏というのは少し皮肉ですよね。というのも、櫻井俊氏の長男は櫻井翔(38)。嵐は2008年から2012年までKDDIのCMに、今年の8月からはソフトバンクのCMに出演していますからね。

 菅政権の改革の一番の標的はソフトバンク。父親の櫻井俊氏は菅政権サイドについて目下改革を進行中、一方の息子の櫻井翔は嵐のメンバーとしてソフトバンクのCMに出演。形的には“場外での父子ケンカ”といった様相で、父と息子で正反対の動きといえるかもしれませんよね」(前同)

■来年は櫻井が「日本のスマホ代は高すぎる!」と叫ぶ?

 芸能プロ関係者は話す。

「嵐は2020年いっぱいで活動を休止します。そのため、ソフトバンクのCM契約も2020年末まででしょう。そうなると来年以降、櫻井翔が楽天モバイルのCMキャラクターに就任する可能性も出てきそうです。

 櫻井俊氏は現在、CMなどを取り仕切る大手代理店・電通の副社長でもある。電通と楽天は共同出資してマーケティング会社を作ったほどの関係。また櫻井翔としても父親をバックアップしたいという思いもあるでしょうし、グループ活動休止後のCM出演となれば、ソロ活動をしていくにあたっての大きな実績にもなる。

 現在は菅首相と父親の櫻井俊氏と“対立”する形の櫻井翔ですが、3か月後の活動休止を迎えたあとにはソフトバンクとの契約も切れるでしょう。2021年以降は、政権と父親とタッグを組み、携帯料金値下げのシンボルになるかもしれませんね」

 米倉涼子(45)に代わって、来年「日本のスマホ代は高すぎる!」とシャウトするのは、櫻井翔なのかも!?

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