香取慎吾「幻の主演作」杏、すず、萌歌、舞香、波瑠とドリーム共演!

日刊大衆

香取慎吾
香取慎吾

 香取慎吾(43)が、2021年1月クールの連続ドラマ『アノニマス~警視庁"指殺人"対策室~』(テレビ東京系)で主演を務めることが、10月1日に明らかとなった。

『アノニマス』は、SNSでの誹謗中傷を意味する「指殺人(ゆびさつじん)」に焦点を当てたオリジナルサスペンスドラマ。香取は、ある事件をきっかけに捜査一課の第一線から外された一匹狼の刑事・万丞渉(ばんじょう・わたる)として、警視庁に新設された「指殺人対策室」の仲間とともに見えない犯罪者と対峙していく。『アノニマス』は英語で「匿名」を意味している。

「香取が最後に出演した民放のドラマは16年の『ストレンジャー〜バケモノが事件を暴く〜』(テレビ朝日系)でした。その後SMAPは解散し、ドラマで姿を見せなくなった。映画に出演したり、今年も三谷幸喜脚本のネット配信ドラマ『誰かが、見ている』(Amazonプライムビデオ)で主演を務めていましたが、民放ドラマは実に5年ぶりとなります」(女性誌記者)

■香取の俳優デビューは33年前のテレ東だった

 香取は10月1日のツイッターで、

《テレビの連続ドラマをやらせて頂ける事になりました。5年ぶりの民放ドラマ、33年ぶりのテレビ東京でのドラマです。

 僕を必要としてくれたスタッフの皆さんと共にテレビの前の視聴者の皆さんに最高のエンターテインメントをお届けできるようにおもいっきり楽しみます!感謝!》

 と、意気込みを見せている。ちなみに、「33年ぶり」というのは、1988年の『あぶない少年Ⅲ』のことだ。当時11歳の香取を含めてSMAP全員のドラマデビュー作であり、全員本人役での出演だった。

「中学校の放送部員であるSMAPの6人(当時は森且行もメンバー)が、さまざまなトラブルを解決するドラマ。本編の途中にバラエティコーナーもありました。94年にはアニメ『赤ずきんチャチャ』で1年半レギュラー声優をしたこともある。地上波復帰の局が、俳優デビューの局とは、感慨深いですね」(前出の女性誌記者)

《テレ東さんてところに胸熱です》《5年ぶりの主演ドラマなんて……嬉しくて嬉しくて泣いてます!》《全力で撮影楽しんでくださいね!》と、香取のツイッターは、ファンたちからの歓喜の声で溢れていた。

■役者としての香取

 香取は19年7月1日の『朝日新聞デジタル』のインタビューで「僕、演技が苦手なんです。決められたことをするのが得意じゃないんだと思います。絵を描いている方が好きですね」と話していたが、SMAP時代からその演技は高く評価されていた。

「SMAP時代から04年のNHK大河ドラマ『新選組!』に主演・近藤勇で出演したり、06年の『西遊記』(フジテレビ系)で孫悟空を好演して平均視聴率 23.2%を記録したりと人気でした。解散後も、19年の映画『凪待ち』で、アイドル・香取をみじんも感じさせない、終始顔をグシャグシャにしていたり、ケンカで顔が腫れ上がったりと、どこまでも落ちぶれていく男を見事に演じています」(前出の女性誌記者)

 これまで、数多くのドラマに主演してきた香取だが、13年に主演したドラマ『幽かな(かすかな)彼女』(フジテレビ系)が、実はとんでもない「豪華作品」だったことを知らない人は多い。

■主演・レギュラー級ばかり揃った超豪華ドラマ

「香取演じる超霊感体質の中学校教師・神山が、“構ってちゃん”な女地縛霊、アカネと一緒に、中学に潜むリアルな問題の数々を解決していくハートフルラブコメディドラマ。まず、ヒロインのアカネが(34)だけでも、おお、となりますが、他のメンバーも後の人気女優や若手ジャニーズが目白押しなんですよ」(前出の女性誌記者)

 まずジャニーズでは、Kis-My-Ft2北山宏光(35)が若手教師役。他の中学3年生役で、SixTONES森本慎太郎(23)、King&Prince神宮寺勇太(22)と岩橋玄樹(23)がメイン級で出演している。

 そして、さらにすごいのが女優陣。

 内向的な性格を変えたくてダンスを頑張る少女・ともみが上白石萌歌(20)、クラスきっての問題児・りさが山本舞香(22)、モデル志望の少女・明日香が広瀬すず(22)、りさの取り巻き・舞が飯豊まりえ(22)だ。しかも、第7話にゲスト出演した神山の教え子は、波瑠(29)が演じており、回想シーンは当時子役の大友花恋(20)だった。

 いまや連ドラ出演クラスの女優がズラリと揃っていたのである。

■いまや朝ドラに大河に新ドラマと大活躍

「広瀬と上白石にとっては、『幽かな彼女』が初の民放ドラマでした。特に広瀬は、女優業も『幽かな彼女』が初めてですね。その後はご存知の通りメキメキと頭角を現して、最近では19年に広瀬はNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『なつぞら』の主演。上白石も、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の中盤から、日本人女性初の金メダリスト前畑秀子として出演し、それぞれ注目を浴びました」(専門誌記者)

 波瑠は当時からすでに女優としてキャリアがあったが、15年の朝ドラ『あさが来た』に主演し、本格的にブレイク。今年10月14日からスタートする連ドラ『#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜』(日本テレビ系)の主演も決定し、絶好調である。

「飯豊は08年からモデル業をメインに活躍していましたが、役者デビューは12年の『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)だった。その後もほぼ毎年数多くのドラマに出演していて、バラエティ番組でも大いに活躍していますね」(前同)

■イトケンと熱愛が報じられた山本も

 山本も多くのドラマに出演し、今年7月には映画『今日から俺は!!』で剣道が得意な女子高生・涼子を好演。同作主演の伊藤健太郎(23)と、今年1月14日発売『週刊FLASH』(光文社)で同棲愛が報じられたのも、話題になっている。

 どの若手女優も、香取主演の『幽かな彼女』出演当時は無名、あるいは期待の新人だったが、いまやスター揃い。7年の間に、それぞれが大きく成長したわけだ。

「これに限らず、学園ドラマは多くの若手が生徒役として多数出演しているので、セリフなしの端役も入れると、“クラスが後のスターだらけだった”ということも珍しくない。そういう視点で数年前の学園ドラマを視聴するのも楽しいかもしれませんね」(前出の専門誌記者)

 白装束で幽霊を熱演する杏や、女優デビューだった広瀬すず、上白石萌歌、山本舞香、飯豊まりえらの初々しい姿が見たいーーというのは万人に共通する思いだろうが、ほとんど再放送されてこなかった同作。香取の5年ぶりの主演ドラマを機に、ぜひ再放送してほしい!?

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