二宮和也「嵐は22年目」発言に涙!!感動ファンレターと「生涯の存在」

日刊大衆

二宮和也(嵐)
二宮和也(嵐)

 あるツイッターユーザーの投稿が大きな話題を呼んでいる。

 9月15日午前7時、Iさんがツイッターに『2020.9.15.さんへ→ 2013.12.15の母より。朝から泣かされました。7年後の嵐さんに手紙書くなんて、活きすぎる笑 ぜひ読んで欲しいです。僕にとっても意味ある手紙でした。嵐さんにも届きますように。母へ 返事待っててね」と、手紙の画像とともに投稿したのだ。

 Iさんは9月15日の朝、父親から手紙を受け取ったという。

 その手紙は「2020年9月15日 嵐の皆さんへ 21年目おめでとうございます。この手紙が読まれるころ、私はもうこの世にいないでしょう。なんて、ありきたりな書き出ししか思いつきません(笑) 嵐さんに感謝とこれからの思いを伝えたく、今こうして書き残しています」という書き出しから始まっていたという。

■嵐21年目に7年前のファンレター

 9月30日に公開されたウェブメディア『withnews』では、Iさんに直接取材を行った記事を掲載している。

「ツイッターに投稿された手紙が書かれた日付は、2013年12月15日。手紙を書いたIさんの母・Hさんで、このとき31歳。実は、かつて治療していた子宮がんが再発していたといいます。そして、2013年12月15日は、母・Hさんにとって特別な日。嵐のコンサートに行く日だったんです。

 手紙には『今日、初めて息子を連れて、LOVEのコンサートに行ってきました。行く前は“僕、恥ずかしいからお母さん一人で行ってきて”なんて言っていたのに、帰ってきたら“お母さん、また行こうね! あんなにかっこいい人たち初めて見た! 約束だよ!”と大はしゃぎ(笑)』とつづられ、『最後にこんな楽しい、最高に素敵な思い出を作らせてくれた嵐さんに感謝の気持ちしかありません』と、嵐の5人に感謝の言葉を述べています」(女性誌記者)

 このコンサートから10日後の12月25日、Hさんは息を引き取ったという。

「母・Hさんは、幼い頃に自身が児童養護施設で育ったこと。その施設から独り立ちする際に、施設の先生が買って聴かせてくれたのが、嵐のCD『感謝カンゲキ雨嵐』だったことなどつづっています。

 そして、病気のため子どもができない体になったことで、Iさんを養護施設から引き取ったことも初めてこの手紙の中で明かしているんです。Iさんは“うすうす気づいていた”とは言っていますが、驚きはしなかったと。それぐらいHさんやお父さんから愛情を受けて育てられたということですよね。

 Iさんはこれまでも自身の誕生日に、生前のHさんが書き残した手紙を受け取ることがあったといいますが、今年の手紙がまさか嵐へのファンレターだとは思わなかったと語っています」(前同)

■5人が安心して帰ってこられる場所

 それでもIさんも母親のHさんの同様に、嵐の歌やパフォーマンスに支えられてこれまで生きてきたと感謝を述べている。そして、21年目の今年、活動休止する嵐についてIさんは、「嵐さんへの希望を語るのは恐れ多いですけど、どんな形であろうと僕は5人がずっと笑顔でいてくれたらいいなと思います」と話している。

 さらに「いつか5人の笑顔をまた見られたらいいなと思います。たくさん助けてもらったからこそ、いま僕にできるのは、5人が安心して休止できて、帰ってくるときも、安心して帰ってこられる場所を作っておくことぐらいです」と、『withnews』に嵐への想いを語っている。

 この手紙が公開されると、ネットには「泣いてしまった。母の愛は強い。そして嵐は素晴らしい」「嵐には不思議な力がある……『感謝カンゲキ雨嵐』に私も救われたから……」「すごくいい話。今はもうお茶の間ファンだけど、こんなに人を幸せに出来る嵐はすごい」といった声が上がっている。

「嵐が活動休止するまでいよいよ3か月を切りました。しかし、ラストイヤーにもかかわらず、新型コロナウイルスの影響で新国立劇場での『アラフェス』やドームツアーなど、当初の日程をこなすことができていません。

 さらに、昨年11月に二宮和也(37)が結婚を電撃発表し大きな騒動になり、今年1月には櫻井翔(38)のスキャンダルが2週連続で報じられるなど、“素直に嵐を応援できない”と思えるようなニュースが多かったのも事実です。それでも、今回のIさんのエピソードのように、嵐に勇気をもらったという人はたくさんいるということが、あらためて実感できますよね」(前出の女性誌記者)

■25周年も22年目としてやりたい

 嵐の活動休止が迫る中、9月30日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に二宮が出演。TOKIO松岡昌宏(43)から活動休止後について聞かれると、「みんなどうするか知らない。俺は全然考えてない」とコメント。

 活動再開については「25周年とか30周年とかのきっかけじゃなくて、次25周年のときにもし戻ったとしても、22年目としてやりたいって言ってるから、節目なんてあってないようなもんじゃないの」とメンバーとは話していると明かした。

「一部週刊誌では25周年を迎える2023年に活動再開するという報道もありますが、そうなったとしても“22年目”として再スタートを切りたいということですよね。この二宮のコメントには、“ファンも22年目としてやりたい”、“リセットして再スタートするのではなく、空白の時を経ても続いている、嵐”といった喜びの声が多数上がっています。

 お母さんの手紙が話題になっているIさんも、“いつか5人の笑顔をまた見たい”、“いま僕にできることは、安心して帰ってこられる場所を作っておくことぐらい”と話していますが、多くのファンが同じ気持ちでいるのではないでしょうか。

 活動休止後、二宮に続いて櫻井や相葉雅紀(37)が結婚する可能性もささやかれています。ただ、プライベートでメンバーに変化があったとしてもファン、そして嵐のメンバーは“嵐はずっと変わらない”という気持ちでいるということですよね」(前出の女性誌記者)

■生涯“嵐”をつらぬく

 9月29日発売の『サンデー毎日』(毎日新聞出版)のインタビューで二宮は、「嵐はどんな存在かといえば、どうにも形容しがたい」、「一緒にいる時間を考えれば家族以上の存在なんだけれども、他の何かに当てはめることはできない。嵐は嵐という感じ」と語っている。

「再スタート後、今までのように通年にわたってツアーを行う、冠レギュラー番組をやる、といったことはないとも言われています。それでも、嵐の大野智(39)、櫻井、相葉、二宮、松本潤(37)の5人の“今後生涯にわたって嵐でいる”という思いは変わることはないということでしょう。

 2023年になるのか、それよりも前倒しになるのかまだ明らかにはなっていませんが、今後もファンを想って、嵐は再び活動を再開させることになるのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 あと3か月足らずで活動休止を迎える嵐。今になって、あらためてその存在の大きさを思い知らされるーー。

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