藤田まことの代表作を継承、原田泰造主演「はぐれ刑事」の前評判
お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造が10月15日に放送されるスペシャルドラマ「はぐれ刑事三世」（テレビ朝日系）で主演を務めることが明らかになり、驚きの声が上がっている。
このドラマは、故・藤田まことさんの代表作の一つでもある「はぐれ刑事純情派」（テレビ朝日系）の後継作。刑事ドラマの歴史にその名を刻む「はぐれ刑事」は1988年にスタートして22年間続き、藤田さん演じる安浦刑事の人情味あふれるキャラクターが視聴者に深く愛された。
今回、原田演じる“浦安”刑事は、普段は昼行灯を決め込むとぼけたキャラですが、いざという時は難攻不落の事件を解決する敏腕刑事。名優・藤田まことさんの代表作への原田抜擢には、ネットでも「原田泰造でやるの？マジで？」「違和感あるかもだけど悪くないキャスティングだと思う」など、数多くの意見が寄せられている。
バラエティ畑で活躍してきた原田だが、2000年にドラマ「編集王」（フジテレビ系）で主演。熱血で涙もろい編集者役を好演して俳優としての才能を認められると、大河ドラマ「篤姫」で大久保利通、「龍馬伝」（共にNHK）で近藤勇を演じるなど、俳優としても着実にステップアップ。前クールの「未満警察 ミッドナイトランナー」（日本テレビ系）では、男気あふれる敏腕刑事役を演じており、今作の前評判も高い。
「本人も公式HPで、『刑事はこれまでも演じていますが、役柄として好き』『刑事を演じることは僕にとって目標のひとつ』『是非シリーズ化したい』と意気込みを語っています」（芸能ライター）
区切りの50歳を迎えたこの年に巡ってきた大役。シリーズ化に向けて、ヒットを期待したいところだ。
（窪田史朗）
