J.Y.Park、男性版NiziUにスノスト激ヤバ!?反ジャニー筋肉路線が仇?

日刊大衆

SixTONES、Snow Man
SixTONES、Snow Man

 世界的K-POPアイドルグループを生み出してきた、J.Y.Park氏(48)が総合プロデューサーを務める日韓合同のグローバル・オーディションプロジェクト「Nizi Project」(以下、虹プロ)。

 応募者1万人を超えるオーディションを勝ち抜いた9人によるガールズグループ・NiziUがついに、12月2日にシングル『Step and a steps』でデビューすることが明らかになった。

 10月6日放送の朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)には、J.Y.Park氏が韓国から中継で出演。これまで同番組では「虹プロ」を長期間にわたって特集してきた。

『スッキリ』でMCを務める極楽とんぼ加藤浩次(51)から、アメリカ版「虹プロ」の計画について触れられると、J.Y.Park氏は「アメリカと、日本の男性でどちらを先にやるか悩んでいる」と明かした。

 この言葉に、加藤をはじめとする『スッキリ』出演者は「日本で“男性版”『Nizi Project』が開催される可能性があるということですか!?」と驚愕。J.Y.Park氏は「コロナがどうなるかを見ながら」と前置きしつつ、“男性版”「虹プロ」の実施を計画していると語ったのだ。

「世界的ヒットメーカーのJ.Y.Park氏がプロデュースする日本の男性版グループが誕生したら、エンタメ界が盛り上がることは間違いありませんよね。韓国発のオーディション番組から生まれたJO1も快進撃を続けています」(芸能記者)

■キスマイとJO1に“共演NG説”

 JO1は、韓国のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101』の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』から生まれた11人組のグローバルボーイズグループで、今年3月4日に1stシングル『PROTOSTAR』でデビュー。

 1stシングルの初動売上枚数が32.7万枚、8月26日にリリースした2ndシングル『STARGAZER』も初週28.3万枚を記録し、『NHK紅白歌合戦』出場も有力視されている。

「ただ、JO1とジャニーズタレントには“共演NG説”も浮上しています。これまで業界内では、ジャニーズ事務所には別の芸能事務所に所属している男性アイドルグループと自社のタレントを共演させない、という掟があるとささやかれてきました」(前出の芸能記者)

 8月19日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)には、スタジオゲストとしてKis-My-Ft2北山宏光(35)が出演し、自身がメインパーソナリティを務めた『24時間テレビ』をPRした。

 ところが、JO1の川西拓実(21)がVTRで登場する直前のタイミングで、「北山さんも今日はここまでのご出演となります」とアナウンスが入り、北山はスタジオから姿を消してしまった。

「これを見た一部の視聴者からは“北山くんが帰った後すぐにJO1の川西拓実くんが登場するの、業界の闇しか感じない”といった声も上がりました。今後、男性版『虹プロ』からグループが誕生したら、“彼らとジャニーズタレントも共演NGなのか”というのが話題になりそうですよね」(前同)

■嵐のドキュメンタリーはNetflix

 日本テレビはTOKIOの『鉄腕ダッシュ』やの『嵐にしやがれ』など、人気ジャニーズグループの冠番組を抱えており、民放の中でも特にジャニーズ事務所と親密な関係にあるとされる。

「日本テレビは、今後もジャニーズ事務所といいつき合いを続けていきたいはず。しかし、コロナ禍の不況でテレビ各局も芸能事務所に忖度しているほどの余裕はありません。視聴率三冠王の日本テレビも同様で、同局では近年、局員に対して“放送外収入を取りに行け”という指令が出ています。

『虹プロ』は動画配信サービス・Huluで配信されていますが、『スッキリ』で取り上げたこともあり、Huluの加入者は増加。Huluは日本テレビの完全子会社が事業を行っているため、その加入料は“日本テレビの放送外収入”になりますよね。当然、NiziUも日本テレビ発のグループとして局に利益をもたらすでしょう。同じように、男性版『虹プロ』も成功させたいというのが日本テレビの本音。

 また日本テレビとジャニーズで言えば、嵐のことが大きかったといいます。彼らがブレイク前から、日本テレビでは嵐の深夜番組を放送し、彼らの人気獲得のサポートしてきました。しかし、国民的アイドルグループに成長し、2020年中の活動休止となったタイミングで、彼らの密着ドキュメンタリーが放送されることになった動画配信サービスは、日本テレビ系のHuluではなくNetflixだった。つまり、良好な関係にあるジャニーズ事務所も、その都度の最大限の利益を考え、そこまで日本テレビを特別視してくれないということが明白になったと。だから、日本テレビも今後、ビジネスライクにジャニーズとつきあっていくのではとささやかれています」(民放キー局ディレクター)

■「ジャニーズのK―POP化が止まらない」

 前出の民放キー局ディレクターは言う。

「そして今、ジャニーズ事務所が猛プッシュしているSixTONESとSnow Manの2組については、“韓流っぽい”という評価もありますよね」

 今年1月22日にCDデビューを果たしたSixTONESとSnow Manの2組の楽曲とパフォーマンスを見た人からは、「ジャニーズのK―POP化が止まらない」「最近のジャニーズの曲 よー知らんけどK-POPっぽくね テレビで見てたら“え、BIGBANG!?”って思うもん」「ジャニーズかEXILEかK-POPか区別つかなくなってきた」といった声も上がっている。

「昨年7月に亡くなったジャニー喜多川氏が仕切っていた頃の“ジャニーズ像”といえば、細くて白くて中性的な雰囲気の子が主流で、少年から青年になる間の一瞬のきらめきやはかなさを感じさせてくれたんです。

 ところが、滝沢秀明副社長(38)が目指すのはEXILEが所属するLDHやK-POP路線だと言われています」(芸能プロ関係者)

■相手は“本物”のK-POPアーティスト

 2019年4月の『週刊女性PRIME』では、滝沢氏が以前から、EXILEや三代目 JSoul Brothersなどが所属する「LDH」に注目していたと報じている。

「特に、SixTONESとSnow Man(スノスト)のデビュー曲はハードやクールさを前面に打ち出していて、これまでのキラキラしたジャニーズ感よりも、骨太で男らしい印象を受けますよね。滝沢氏としてはLDHやK-POPアーティストのように、筋骨隆々で一糸乱れぬダンスパフォーマンスが魅力の新たなジャニーズグループを作っていきたいと考えているのかもしれません。

 ただ、男性版『虹プロ』のプロデューサーを務めることになるJ.Y.Park氏は、2PMやTWICEといった世界的K-POPアーティストを育成してきたわけですから、“K-POPっぽさ”や模倣では太刀打ちできないですよね。

 スノストはまだデビューしたばかりですから、今後もさまざまな方向性を模索していくのでしょう。ただ、テレビ各局がジャニーズ事務所に忖度する時代は終焉を迎えつつある中、オリジナリティを出していかないとJO1やJ.Y.Park氏による新グループに、ポジションを奪われかねないでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)

 滝沢氏率いるジャニーズグループは新たな時代を迎え、どのような展開を見せるのだろうか!?

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