TOKIO『鉄腕ダッシュ』の「奇跡の一日」タイトルに“秘められた願望”

日刊大衆

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 10月11日放送の『鉄腕ダッシュ』(日本テレビ系)は、「DASH島に全員集合!ウニしゃぶ作り」全員が揃った『奇跡の一日』」と銘打たれている。

 もはや準レギュラーと化しつつある関西ジャニーズJr.でAぇ!group草間リチャード敬太(24)とSixTONES森本慎太郎(23)が出演するほか、なんとDASH島にTOKIOが全員集結するという。

「近年の『鉄腕ダッシュ』は“TOKIO2、3人とADや助っ人”というパターンが多く、全員集合は本当に珍しい。森本や草間も出ていて、本当に奇跡の一日ですね。予告によると、白身魚をウニスープでしゃぶしゃぶする淡路島名物料理『ウニしゃぶ』を作るための“ウニ”“白身魚”“出汁”を求めて、3班で行動するようです」(女性誌記者)

 素潜りが得意な松岡昌宏(43)と森本はウニ。釣り名人の国分太一(46)と長瀬智也(41)は白身魚。似た者同士の師弟コンビ城島茂(49)とリチャードは出汁を担当する、とされている。それにしても、今回の「全員集合」という文言は、ネガティブな話題が続いていたTOKIOに、どこか希望を感じさせるではないか。

■長瀬脱退と山口の逮捕

「7月22日に、前から脱退のウワサがあった長瀬が、正式に21年3月末のジャニーズ退所を発表。しかも、“裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていく”としていていて、芸能界からの引退もあるのでは、と考えられている。城島、松岡、国分の3人は“株式会社TOKIO”を設立し、長瀬退所後も3人で頑張っていくことや、円満な雰囲気であることを報告したんですが、その矢先に山口達也(48)の事件が発生したんです」(前出の女性誌記者)

 18年に山口は飲酒のうえで、未成年女性への強制わいせつという事件を起こしてTOKIOを脱退し、ジャニーズも退所。19年8月29日の『女性セブン』(小学館)で独占告白を行って以降、表舞台からは姿を消していた。山口退所後も、ダッシュではたびたび山口の後ろ姿や手が見切れていたことや、「長瀬を気持ちよく送り出すための引退ライブをするために松岡が尽力している」という報道から、「山口の期間限定復帰」も期待されていたのだが……。

「山口は9月22日、酒気帯び運転の疑いで逮捕されてしまった。朝から基準値を大きく上回るアルコールを摂取した状態だったため、“アルコール依存症ではないか”と改めて報じられました。また、事件前日の21日がTOKIO結成26周年だったことや、サプライズ会報誌に長瀬直筆の“またいつか必ず!”と、希望を感じさせる言葉が添えられていたことから、ますます山口の一件が際立ってしまう形になりましたね……」(前同)

■山口の復帰はあるのか

 2度目の不祥事を受けて、18年の謝罪会見で松岡が「崖っぷちにいるんじゃなく、既に崖の下に落ちていることに気付いていない」「山口の甘えの原因がTOKIOならなくなったほうがいい」と辛らつな言葉をかけていたことも、改めて注目されていた。

 そうした、長瀬の退所や山口の一件がありながらも、11日の番組では「全員集合」とうたっている。山口逮捕後の9月27日にも、過去のVTRに山口がチラリと映っていたことと合わせて、ある種の“メッセージ”なのではないか――。

「同番組で、長年メンバーと接してきた日本テレビの島田総一郎統轄プロデューサーは7月26日の『マイナビニュース』のインタビューで、オープニングの演出が、“5人が結集して1人になる”というCGがそのままである件について“5人で作り上げた番組で、5人でやってきたことが僕らの宝物なので、胸を張ってその歴史をつないでいこうと思ってます”としていました。それだけに、ミラクルの可能性にどうしても期待してしまいます」(制作会社関係者)

■これまでも数多くの奇跡を起こしてきたTOKIO

 これまでTOKIOは、「人間の限界に挑戦する」という『鉄腕ダッシュ』のコンセプトを毎回有言実行し、数多くの奇跡を起こしてきた。

「そもそもダッシュ島そのものが奇跡。水路や井戸を開拓したり、最近では2年半もの歳月をかけて、世界遺産の反射炉をほぼ手作業で150年ぶりに蘇らせた。現在は当然のようにアジトとして使われている舟屋だって、最初はなかったんです。あの頃は山口もいましたが、“棟梁”の異名で重宝されていましたね」(前出の関係者)

 最近の『鉄腕ダッシュ』では、19年3月17日には人気コーナー「DASH海岸」10周年記念スペシャル回で、城島が奇跡を連発したのが記憶に新しい。

「“一度見れたら奇跡”と言われている幻の古代サメ“ラブカ”を生きている状態で、再び発見したり、これまで東京湾内で未発見だった白く小さなトゲトゲが印象的な小さなカニ“コツノンキンセンモドキ”を発見する奇跡を連発。同行していた桝太一アナはラブカを “マジか!マジか!ホントにいるんだ…しかも生きてるよ!!!” DASH海岸を監修してきた木村尚さんは“ちょっと待って!こ、これ凄い…。東京湾で初!”と、それぞれ大興奮でしたよね」(前同)

■山口も奇跡に立ち会っていた

 これに限らず、たびたび希少生物を発見する強運ぶりから「引きの強い男」と評される城島だが、この“奇跡”は、山口も発揮していたという。

「城島が1度目のラブカを発見したのは17年5月14日の回でしたが、その際に山口もいた。島田プロデューサーは、“何度も奇跡を起こす、城島さんと山口さんの“強運”があれば今後のロケで『ツチノコ』や『徳川埋蔵金』も発見できるような気がします!”と、当時コメントを寄せていて、木村さんも、“あの2人といると冥土の土産がたくさんできて持ちきれません”と話していました」(前出の関係者)

 17年6月18日のDASH海岸では、山口と城島が「カレイの王様」と呼ばれる「マコガレイ」を捕獲しようとした結果、ラブカ並みに珍しく、14年に横浜市で発見された際は記者会見が開かれたほどの希少な魚「イシガレイ」を発見したほか、16年には当時わずか100例しか発見されていないゴブリンシャークと遭遇したりと、山口は城島と一緒に数多くの奇跡を見てきた。

 釈放されたとはいえ、もはやすべて失ってしまった状態の山口。彼を引き上げてくれるTOKIOの奇跡に期待したいが、はたしてーー。

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