ヒカキン“YouTubeのカリスマ”凋落!!「ネタがない」で他人頼み!

日刊大衆

ヒカキン
ヒカキン

 チャンネル登録者数869万人(10月9日現在=以下同)を誇り、日本のYouTuberのパイオニアとしてその地位を不動のものにしているヒカキン(31)。一度動画を公開すれば、数百万回再生は当たり前というトップYouTuberの1人だが、最近あることに悩んでいるという。

 ヒカキンはこれまで、店にあるものをすべて買う企画に挑んだ2017年6月4日公開の動画『【◯◯◯万円!?】店のもの全部下さいって言ったら超大変なことになった…』、入浴剤のラインナップをすべて風呂にすべて入れる2015年3月22日公開の『LUSHのバスボム全種類一気に入れてお風呂入ってみた!』のように、ユニークな企画を続々とアップし大きな話題を作ってきたが、

「ヒカキンさんは、メインチャンネルの『HikakinTV』に、多少のばらつきがあるとはいえ、数日に一度というかなりのハイペースで動画を投稿しています。このチャンネルには2011年7月から投稿を行っていて、もう9年も運用しているのですが、今、新ネタを作るのが厳しくなってきているといいます」(動画制作関係者)

■ネタ切れの救世主は「テレビ」!?

 ネタ探しに困っているヒカキンが頼ったのは、「テレビ」だという。

「ヒカキンさんは、『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などテレビ番組に出演することも珍しくないのですが、そうした関係でつながった構成作家たちに声をかけまくって、新ネタ制作のパートナーになってもらえないか、相談をしているというのです」(前出の動画制作関係者)

 ヒカキンがネタに困っているのでは、と思わせる出来事もあったという。

「ヒカキンさんは7月29日にYouTuber・きりたんぽ(22)とのコラボ動画『サーティワンのポケモンコラボアイス全種類食べてみたwww【31アイスクリーム】』を公開したのですが、そこから8月29日までの1か月間に12本の動画を公開していますが、内10本がコラボ動画だったんです。

 俳優の佐藤健さん(31)や米歌手のケイティ・ペリーさん(35)、市川海老蔵さん(42)、サッカーの長友佑都選手ら(34)らコラボ相手は多岐にわたっていましたが、ネット上では“最近のHIKAKINの動画ほとんどコラボやん。ネタ切れを感じる”“動画のネタ考えるの大変だろうな。コラボするのも仕方がないような気がします”といった反応もありました」(前同)

■サブチャンネルは好調だが…

 メインチャンネル『HikakinTV』のネタ探しに苦労する一方、チャンネル登録者数が488万人いるサブチャンネルの『HikakinGames』は、好調だとも言われる。

「YouTubeチャンネルの統計情報などを扱う『ユーチュラ』で、7〜9月の各月に公開された動画の情報を見ると、3か月間とも『HikakinTV』より『HikakinGames』のほうが再生数が上回っています。また、投稿本数を見ても、『HikakinTV』は7〜9月は各月11本ずつなのに対して、『HikakinGames』は7月に21本、8と9月がそれぞれ18本とメインチャンネルよりも多い動画を投稿していますね」(WEB編集者)

 新規に投稿した動画の本数、再生回数がサブチャンネルのほうが多い状態になっているのだが、

「『HikakinGames』は、基本的にゲームのプレイ動画のアップが中心です。企画の内容よりも、どんなプレイをするかや、トーク、ゲームの面白さが伝わるかがポイントになってくるので、メインチャンネルに比べると企画力がそれほど問われない。ネタに困っているから、ゲームのほうに力を入れているのかもしれませんよね」(前出の動画制作関係者)

■3強と芸人YouTuberに押される

『ユーチュラ』の7〜9月の各月に公開された動画の総再生回数ランキングを見ると、ヒカキンの最高順位は7月に『HikakinGames』が記録した5位。トップ3は東海オンエアフィッシャーズヒカル(29)の3組が不動となっている。

「東海オンエア、フィッシャーズ、ヒカルは、今もっとも勢いのある3組といえるでしょう。

 8月18日、YouTuberをはじめとするクリエイターのプロダクション事業などを手掛けるBitStarが発表した、2020年上半期のYouTubeチャンネル総再生数ランキングのトップ3もこの3組でした。

 ちなみにヒカキンは、このランキングの4位に『HikakinTV』、5位に『HikakinGames』が入っています。ただ、3位のヒカルと4位のメインチャンネルでは、7600万回以上の大差がついてしまっています。

 新規に投稿動画の再生回数や上半期の結果を踏まえても、ヒカキンの勢いが落ちてきているのかな、と感じてしまいます。また、2020年は雨上がり決死隊宮迫博之(50)や江頭2:50(55)ら多くの芸人たちがYouTubeに参戦して、存在感を見せました。テレビで鍛え上げられたトーク力や、コントや漫才といった強みを持つ芸人たちが専業YouTuberを押してきているのは間違いないでしょう。こうした新しい波に、ヒカキンも飲まれてしまっている可能性もあるのかもしれませんね」(前出のWEB編集者)

■フィッシャーズ・ぺけたんの問題も発生

 10月9日、フィッシャーズのぺけたん(25)が、ファンとの間に不適切な関係があったとして、所属するUUUMの公式サイトを通じて、活動を当面休止すると発表した。

「これ以外にもUUUMでは、2020年に入り、木下ゆうか(35)、関根りさ(31)、エミリンこと大松絵美(27)ら、多くのクリエイターの退所が相次いでいます。一部の関係者からこうした退所は、“UUUMはマネジメント料の高さ”が理由にあるとされ、システムが変わらない限り、今後もこの流れが続くと言われています。加えて、2019年1月には一時6000円を超えた株価も、最近では2000円台まで落ち込んでいます。

 ヒカキンはファウンダー(設立者)、最高顧問という立場ですし、UUUMでの出来事は他人事とは言えないでしょう。自身のYouTuberとしての活動だけでなく、会社のこともありますから、相当大変な思いをしているのではないでしょうか」(前出のWEB編集者)

 ネタ探し以外にも問題は山積みのようだが、

「ただ、ヒカキンは多くの人に尊敬されるYouTubeクリエイター。いまだYouTuberとしての一般的な知名度は、現在も断トツナンバーワンです。今後もYouTuberの先駆者として、トップを走り続けてほしいですね」(前同)

 窮地を乗り越えて――ヒカキンにはYouTubeの新たな可能性を見せてほしい!

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