先週は激走連発! ダービー馬の全弟を徹底診断【POGの王道新馬予想】

日刊大衆

POGドラフトでも上位人気だったアルマドラード
POGドラフトでも上位人気だったアルマドラード

 台風が近づいているため、東京、京都は重馬場が予想される。ただでさえ不確定要素が多い新馬戦なのに、馬場まで悪化するとなると大勝負はしないほうが吉かもしれない。それでも、先週は挙げた馬がほとんど馬券内に突っ込んできていたので、今週も勢いそのままに的中を狙いたい。

 まずは土曜日の東京5R(芝2000m)から。

セラフィナイト(父ルーラーシップ、母ブロンシェダーム)が注目です。先週の土曜日、宮田厩舎のシャドウファックスが新馬勝ちを収めたのですが、そのシャドウと併せて勝っていたのがこのセラフィナイト。シャドウは追い切りで遅れていたことが影響したのか、単勝が2420円もついて、宮田先生も“遅れたのが原因かな。そんなにつくはずはない馬なんだけどな”と言っていましたよ(笑)。

 今週、美浦の南ウッドのチップを入れ替えしたのですが、それでほとんどの馬がバタバタしてしまったんです。特に体力がない2歳馬はその影響が顕著でした。その中でセラフィナイトは、内目を回ったとはいえ、最後まで伸びていました。バネがある走りをしているし、上を目指せるレベルの馬です。馬場だけはやってみないと分かりませんが……」(美浦トラックマン)

 入厩前からいい走りを見せていた同馬。調教どおりなら間違いなさそうだ。

「相手はシルバースピリット(父ディープインパクト、母クライシスオブスピリット)。古馬と併せても見劣りしませんね。それと追い切りが良かったのは、アルジェントステラ(父モーリス、母アルギュロス)ですね。直線3頭併せでしたが、勢いが違いました。脚力がありそうですよ」(前出のトラックマン)

 ■ダービー馬の全弟は重馬場でも走る!?

 続いて日曜東京5R(芝2000m)には、POG的に大注目の馬が出走する。全兄に2017年のダービーを制したレイデオロを持つ、アルマドラード(父キングカメハメハ、母ラドラーダ)だ。

 3月の取材時、育成を担当したノーザンファーム空港の佐々木淳史厩舎長はこう評していた。

「今までここまでのパワーを感じた馬はいなかったですね。そっくりではないけど、ブラストワンピースのような馬場を問わないタイプに感じます。最近は自らスピードに乗せていくような走りをしていますので、楽しみで仕方ないです」

 その言葉どおりなら重くなりそうな今週の馬場でもこなせるか。

「馬体の雰囲気は素晴らしい。兄たちと比べても見劣りしませんよ。走りっぷりを見ても能力は確か。道悪になっても大丈夫だと思いますし、みっともない競馬はしないと思いますよ」(前出のトラックマン)

 それ以外にも素質馬が揃うこのレース。

アンドルディース(父ハーツクライ、母ウィキッドリーパーフェクト)は体もしっかりしていて、フットワークもしなやか。アカイトリノムスメと併せることが多いのですが、こっちのほうがいい動きをしています。心臓が強いし、素質があるのは間違いないですね。

 あと穴ならオープストガルテン(父グラスワンダー、母マイネオ―チャード)。見栄えがしますし、馬っぷり、走りっぷりは良いです。穴として注目したいですね。

 逆に人気馬で危険視したいのが、レインフロムヘヴン(父ドゥラメンテ、母レディオブヴェニス)。体がうまく使えてなくて、走るフォームが良くない。頭も高いですしね。いきなりブリンカー着用ですし、まだ幼いんでしょうね。人気になりそうなら切りたい1頭です」(前出のトラックマン)

 レインフロムヘヴンは、3月の取材時に社台ファーム・吉田哲哉副代表から注目の馬として挙げられていた。その際はテンションも上がらずに調教できているということだったが……。パドックでの様子にも注視したい。

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