かつら?いいえ猛毒の毛虫です。アメリカで発見され「触るな危険」が呼びかけられる(※毛虫出演中)
かつらかな?かつらじゃないよ毛虫だよ image by:Virginia Department of Forestry
日本を代表する殺人スズメバチが上陸したことで騒動(関連記事)になっているアメリカだが、またも危険な生物が意外なところで発見されてしまったそうだ。
パッと見、かつらやつけ髭のような姿をしているが、ふざけて頭に乗せたり、口元に当ててみたりするのは絶対にやめておいた方がいい。なにせアメリカでも最強クラスの毒を持つ毛虫の仲間なのだから。
この毛の塊のような物体の正体は、「サザン・フランネル・モス(学名 Megalopyge opercularis)」という蛾の幼虫で、黄色いバージョンは以前カラパイアでも紹介しているが、茶色バージョンもあったようだ。
アメリカでは南部に生息しているのだが、先日東部のバージニア州で発見され、州森林局がこの毛虫との”ソーシャル・ディスタンス”を呼びかけている。
・刺されると焼けたナイフで切られたような痛み
柔らかそうな毛は一見無害そうだが、根元の毒腺から猛毒を送り出すことができる。うっかり触れてトゲに刺されてしまうとひどい目に遭うだろう。
すぐさま焼けるような痛みに襲われ、皮膚には赤い格子状の痕がつく。場合によっては、周囲のリンパ節が腫れたり、頭痛、発熱、吐き気といった症状まで生じることがある。
フランネル・モスを発見したバージニア州在住の女性は、「焼けたナイフでふくらはぎを切られたようなな感じ」と、そのときの体験を地元紙Daily Progressに語っている。
#SocialDistance away from this caterpillar! VDOF’s forest health team has received reports of the puss caterpillar in...
Virginia Department of Forestryさんの投稿 2020年10月6日火曜日
日本で見かけることはまずないだろう。しかし、普段はナラの木やニレの木の葉っぱを食べているそうなので、アメリカ暮らしのお友達は気をつけるといいかもしれない。
万が一、遭遇してしまった場合、ソーシャル・ディスタンスを保ち、そのまま放っておいて自然に任せておくよう森林局はアドバイスしている。
人間にとっては危険なケムシかもしれないが、自然にはそれをエサとする生き物もまたおり、我々が余計なことをしなくても個体数は一定に保たれるとのことだ。
今回出現したのは茶色バージョンだけど、黄色バージョンが一般的だ。
FURRY PUSS CATERPILLAR!
References:dailyprogress/ written by hiroching / edited by parumo