田村淳の投入も意味ナシ!!『グッとラック!』“深夜以下”のイケナイ数字
9月28日より大幅リニューアルをした、落語家の立川志らく(57)がMCを務める朝の情報番組『グッとラック!』(TBS系)。
番組のメインコメンテーターとしてロンドンブーツ1号2号の田村淳(46)が、月曜日から金曜日まで出演。
9月28日の初日、淳は「昨日の夜、興奮してちょっと寝つけない感じはありました」と前夜は緊張していたと明かし、さらに「珍しくウチの親父からLINEが来てて、“肩の力を抜いて頑張りなさい”って……。LINEなんてほとんど来たことないのに親父から来てたので親父も緊張しているんだって」と話した。
そして、「今日から頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします」と意気込みを述べた。
淳の他のコメンテーターとして、月曜日に元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)、火曜日に3時のヒロインの福田麻貴(31)、金曜日にフワちゃん(26)が新たに加入した。
「事件やトレンドについてしっかりと討論をしたりと、キャストだけでなく番組内容もリニューアルしました。ただ、今回のリニューアルの目玉は何といっても淳さんの投入ですよね。
淳さんは月曜から金曜まで毎日出演していて、志らくさんに次ぐ番組のナンバー2のポジションに就任しましたからね」(制作会社関係者)
■「さすがにこの数字はヤバい」
同時間帯の世帯視聴率では、テレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』が長年トップに君臨し、日本テレビの『スッキリ』、NHKの『あさイチ』、フジテレビの『とくダネ!』が続く。個人視聴率では、『スッキリ』がトップで、『モーニングショー』、『とくダネ!』、『あさイチ』と続き、世帯視聴率でも個人視聴率でも『グッとラック!』は最下位に位置しているのだ。
「今回、視聴率低迷を打破するために満を持してリニューアルしたわけですが……。結果は、視聴率は上がるどころか落ちてしまい、2%台にまで下降。『モーニングショー』が10%近い視聴率であるにもかかわらず、『グッとラック!』は深夜番組並かそれ以下の数字ですからね。TBS内部でも“朝情報番組で、さすがにこの数字ではヤバい。もう続けられないだろう”という声も上がっています。
そもそももう『グッとラック!』という番組から、視聴者が離れてしまっていた、というのもあるんでしょうが、それにしても淳さん投入も番組のカンフル剤にはならなかったということですよね」(前出の制作会社関係者)
■このままいけば来春…
淳といえば、2019年から慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に在学中で、報道番組『田村淳の訊きたい放題』(TOKYO MX)や経済報道番組『田村淳のBUSINESS BASIC』(BSジャパン)などにも出演している。
「『グッとラック!』は出演者がずらりと並ぶ討論会ふうの構成になったのですが、たとえば月曜日だと議論をリードするのは橋下さん。淳さんはバランスを取っている感じで、そこまで強い意見が見受けられません。まだ始まったばかりだから抑えているということなんでしょうか。
ただ、いずれは政界進出も視野に入れているとささやかれていますから、『グッとラック!』でもインテリ面をアピールしていきたいという狙いがあったのではないでしょうか。しかし、『グッとラック!』はこのままいけば、来春にも打ち切りになる可能性が極めて高そうです」(前出の制作会社関係者)
『グッとラック!』は、今後も低迷し続けてしまうのだろうか……淳効果に期待したい!