ピンク嬢の「給付金詐欺」に加担した税理士の憂鬱「ナマ奉仕の誘惑に負け…」 (2/2ページ)
しかし、最近になってこの不正受給の問題が取り沙汰されるようになり、申請を手伝った税理士にもリスクが及ぶようになってしまいました。国も『返還すれば加算金を科さない』ということなので、彼女に『やっぱり返したほうがいい』と連絡。すると彼女は『もう使っちゃったから今さら返せない。もし私に何か不利益が起こればアンタとの関係を全部バラす』と電話を切られました。その後、彼女とは連絡がつかず、いまは逮捕に怯える日々を送っています」
取材の最後、筆者に「警察には絶対言わないでください」と念を押した江波さん。ひとときの誘惑に囚われたことで、今や失職の窮地に立たされている。まさに“因小失大”とはこのことかもしれない。
(橋爪けいすけ)
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