『キム秘書はいったい、なぜ』パク・ソジュン「むさぼり・壁ドン・激甘」“キス職人”本領発揮!
『愛の不時着』『梨泰院クラス』『サイコだけど大丈夫』につづき、現在、日本で大ヒットしているのが、韓国ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』だ。『梨泰院クラス』で知名度を爆上げした人気俳優、パク・ソジュン(31)が主演を務めるラブコメディだ。
「2018年に韓国で放送された『キム秘書はいったい、なぜ?』は、その後、世界100ヶ国以上に放映権が販売されるなど、世界中で大人気のドラマです。その話題作が10月1日からネットフリックスでの配信をスタートさせると、配信直後に総合ランキング1位に。10月14日時点でも総合ランキング1位を記録しています」(ドラマライター)
同作はパク・ソジュン演じる、頭脳明晰で容姿端麗でナルシストな大企業の副会長、イ・ヨンジュンと、人気女優のパク・ミニョン(34)演じる、美人で仕事もできる敏腕秘書のキム・ミソとの「オフィスラブ」を描いたラブコメディだ。
「上司と部下との“オフィスラブ”“秘密の恋愛”というだけでもドキドキしてしまうのに、このドラマはとにかく2人のラブラブシーンが満載で、世界中の視聴者たちを悶絶させています。特に、パク・ソジュンとパク・ミニョンの美しすぎるキスシーンの数々は、まさしく伝説級です」(前出のドラマライター)
■セクシーな“キス職人”のパク・ソジュン
“若手実力派俳優”と形容されることの多いパク・ソジュンだが、実はもうひとつ呼び名がある。
「彼は韓国では“キス職人”と呼ばれているんです。韓国では、キスシーンが上手い俳優のことをこう呼ぶのですが、彼は甘いキスから激しいキスまで、どんなキスでも完璧に美しく演じることから、こう呼ばれています。ソジュンのあのぽってりとした唇もセクシーだと、女性ファンたちを虜にしているんです」(前出のドラマライター)
『キム秘書はいったい、なぜ?』での数々のキスシーンも、ソジュンがリードしたようだ。
「相手役のパク・ミニョンは、ドラマ放送後のインタビューの中で“(ドラマでの)キスシーンはパク・ソジュンさんがしっかりリードしてくれたので、気楽に演じることができました”と語っています。パク・ソジュンは“キス職人”と呼ばれるだけあって、キスシーンには相当なこだわりがあるようなのです」(前同)
そこで、本作の多くのキスシーンの中でも、特にファンたちに人気のシーンのベスト3を韓国エンターテインメントに精通するドラマライターに教えてもらった。
(※次ページからの記事には本作のネタバレを含みます。未視聴の方はお気をつけください)
■“フレンチキス”から“濃厚キス”へのあの場面!
「第3位は、8話の初キスシーンです。視聴者はここまで何度も“キスの寸止め”をくらい、じれったい思いをしてきたので、待ちに待った2人の初キスにうっとりした人も多かったのでは?
ついに2人の気持ちが通じるクライマックスシーン。キム秘書(パク・ミニョン)を優しく抱きしめキスをしようとするヨンジュン(パク・ソジュン)でしたが、過去のトラウマのせいで、またもキスができず……。それを見たキム秘書の手が彼の顔を包み込んだかと思ったら、2人は初めてキスを交わします。
軽いキスからの濃厚なキスに変化していく長めのキスシーンと、身長差カップルがキスする際に生じる顔の角度がたまりません(笑)」(前出のドラマライター)
■ “壁ドン”からの“むさぼりキス”の名シーン!
「第2位は、13話で2人が初めて結ばれた夜のキスです! キム秘書に会いたくて出張の予定を早めて戻ったヨンジュン。2人の時間を持ちたいとガンガンせめてくるヨンジュンに、キム秘書は“あなたはまるでブルドーザーのよう”と指摘します。
キム秘書の指摘や友人からのアドバイスもあり、ようやく冷静になり、彼女に謝るヨンジュン。そんな彼の気持ちに感動したキム秘書は、その夜、ヨンジュンの家を訪れます。“今夜は帰りません”と真剣な顔で宣言するキム秘書。玄関に入るやいなや、ヨンジュンはキム秘書を壁ドン! からのベッドインまでの長くて濃厚なキスやパク・ソジュンの肉体美は、国宝級の美しさです!
個人的には、家に入る前にお互いの気持ちを真剣に話している場面の2人の表情にぐっときました。言葉は多くなくとも、“心からお互いを思い合っているのね”と分かるような表情で見せる迫真の演技は、さすがです!」(前出のドラマライター)
■女性たちを虜にした伝説の“キス”
「第1位は、伝説にもなった9話の“クローゼットキス”です。ヨンジュンがキム秘書の家を訪れ食事をしていると、そこに突然、彼女の姉たちが訪れます。ヨンジュンを無理やりクローゼットに押し込め隠すキム秘書。
姉たちが帰ったあと、無理やり閉じ込められご立腹のヨンジュンに謝るキム秘書を抱き寄せ、クローゼットの中で口づけを交わす場面は、その意外なシチュエーションから“クローゼットキス”と名付けられ、当時女性たちの憧れになりました。
ケンカからの仲直りキスで盛り上がったのか、2人が交わす濃厚なキスは “このままここで始まってしまうのでは……”なんて妄想も搔き立てられ、ドキドキ指数もマックスです!」(前出のドラマライター)
“キス職人”の名に恥じぬ名演技の数々。これが、ドラマ人気の一因であることは間違いなさそうだ。