久本雅美バッサリ!!DAIGOも危険!3冠王・日テレで始まる大リストラ!!!
1996年4月にスタートした日本テレビ系の土曜昼のトークバラエティ番組『メレンゲの気持ち』(土曜12時~13時30分)が、2021年3月をもって終了することが明らかになった。
番組の開始時からタレントの久本雅美(62)が総合司会を務め、ホンジャマカの石塚英彦(58)が街ブラしながらグルメを楽しむコーナー「通りの達人」などで人気を誇り、現在は久本のほか、いとうあさこ(50)、村上佳菜子(25)、Hey!Say!JUMPの伊野尾慧(30)が司会として脇を固める。
同番組は土曜の昼間、25年の長きにわたってお茶の間で親しまれてきたものの、日本テレビ関係者は「節目の25年を前に、新鮮さを求めての決断。番組としての役目は十分に果たした」と説明し、「新たな番組に良い形でバトンを渡したい」と話したと、10月15日の『スポニチアネックス』では伝えている。
「6年連続視聴率3冠王で、民放キー局では“圧倒的勝ち組”とまで言われてきている日本テレビですら、コロナ不況でお金に余裕がなく、ついに全番組一律で制作費削減があるのではとも言われています。『メレンゲの気持ち』終了は、大きな番組改革に手をつけたということを物語っています。
25年にわたって局に貢献してきた久本さんのキャリアを代表する番組ですら、あっさり切られたわけですからね。日本テレビの番組制作費については、体制の見直しがあったここ10年ほどで立ち上げた番組と、それ以前から続く老舗番組だと、後者の制作費のほうが倍近く高いそうなんです。
『メレンゲの気持ち』も20年以上続く番組ですから、当然、大物の久本さんのギャラはかなりの高額。ただ、大物だからといって配慮している場合ではなく、日本テレビは聖域なき改革を断行している。視聴率も悪くなかった『メレンゲの気持ち』に関しては、ギャラ含めた制作費の高さが最大のネックになったという話ですね。
次に切られる候補の筆頭は『幸せ!ボンビーガール』だと言われています」(制作会社関係者)
■視聴率ほしさのための演出で批判も!
2011年4月に深夜帯でスタートした『ボンビーガール』は、2013年4月より火曜22時のプライム帯に昇格。現在は日本テレビの水卜麻美アナウンサー(33)が進行役を務めているほか、劇団ひとり(43)、DAIGO(42)、森泉(37)などが出演している。
「まだ9年目の番組で、ギャラ含めた制作費の基準は『メレンゲの気持ち』ほどは高くはないんでしょうが、プライム帯の番組にかかわらず、視聴率が振るわないんです。もうこれ以上、上がり目もなさそうだということで、打ち切りが検討されているといいます。
また、もともと番組のMCは元TOKIOの山口達也(48)が務めていましたが、不祥事で番組を降板したことも響いたかもしれませんね」(前出の制作会社関係者)
10月13日の番組では、“番組史上最大級の美女”として話題になったモデル・女優志望の新人タレント・川口葵(21)がメインの企画「芸能界駆け出しガール」が放送された。
この日の放送では、川口が出演するCMの撮影現場に密着。『ボンビーガール』では特別に完成したCM映像を入手し、スタジオで鑑賞することになったのだが、水卜アナが「それではご覧ください!」とVTRを振ると、直後に放送されたのは川口が出演するCMではなく、通常のCMだったのだ。
「この番組構成に、一部の視聴者からは批判的な声も上がったようですが、そういった演出になったのも、視聴率ほしさのための焦りだったのかもしれません。同番組にはさまざまな“仕込み”疑惑もささやかれていますしね……。
ただ、打ち切りが検討されているのは『ボンビーガール』だけではありません。10年以上続く番組でいえば、『世界まる見え!テレビ特捜部』や『ザ!世界仰天ニュース』もどうなるか分かりませんよね」(放送作家)
■ビートたけしは1本400万円!?
『世界まる見え!』は1990年から、『仰天ニュース』は2001年から続く日本テレビを代表する長寿番組だ。
「20年、30年続く番組ですから、どちらも制作費の水準はかなり高い。加えて『世界まる見え!』のMCはビートたけしさん(73)と所ジョージさん(65)ですからね。一説にはたけしさんのギャラは1本400万円ともささやかれています。所さんのギャラも200万円前後だとみられますから、それだけでもすごい額。
また、『仰天ニュース』も、高額ギャラは間違いない中居正広さん(48)と笑福亭鶴瓶さん(68)という大物2人が出演していますからね。どちらもスタジオでVTRを見るという内容の番組ですから、それほど制作費はかからないはず。にもかかわらず、とにかくMCのギャラが高いということで打ち切りやリニューアルが検討されている可能性は高いでしょうね。
また両番組とも今、日テレが最重要視する“コアターゲット”、13歳から49歳の層にドンピシャの内容かと言われたらそうではないでしょう。25年続いた久本さんの『メレンゲの気持ち』ですらバッサリいかれたことを考えると、『世界まる見え!』、『仰天ニュース』とも安泰とは決して言えないでしょうね。
来春までにまだ1本か2本、日本テレビの長寿番組が終わるのではないか、と関係者の間ではもっぱらですよ」(前出の放送作家)
日本テレビの聖域なき改革は、今後も続いていきそうだ。