草なぎ剛のコレクションに1200万円の値が!? お宝ジーンズの見分け方を徹底解説 (2/2ページ)
また、1960年代後半に501XXからXX表記がなくなり、501になったのも重要なポイント。赤タブのブランド表記の刺繍は通常両面ですが、1936年から1952年に製造されたものは片面です。ただし“復刻版”などと銘打って、近年ヴィンテージの仕様に似せた新品も販売されてますので、注意が必要です」(前出・モノ系雑誌編集者)
もっとも高くなるのはどの年代のもの?
「1910年代以前のものなどは相当高値になるでしょうが、見かけたことはありません。比較的取引されていて、高額となるのはいわゆる『大戦モデル』と呼ばれる第二次世界大戦下で製造されたタイプ。物資不足を反映した幾つかの特徴があり、600万円の鑑定額がついた草なぎ剛さんのジーンズもこのタイプになります」(前出・モノ系雑誌編集者)
草なぎ剛のジーンズはおよそ12年で価格が3倍にまで高騰した。今後、「大戦モデル」に代表されるレアなヴィンテージジーンズが、投資の対象として注目される日がくるかもしれない。
(オフィスキング)