角川春樹 映画「みをつくし料理帖」撮影時に怒ったのは2回 (2/2ページ)

アサ芸プラス

当時、石坂さんはドラマのレギュラーがあったから、こっちは水・木しかスケジュールがないわけ。そこで石坂さんに帰られちゃうとそのシーンが来週まで撮れない。だから「おいおい、映画にならないよ」って。その2回でしたね、怒ったのは。

テリー これ、撮影期間はどれぐらいだったんですか。

角川 21日間。

テリー あ、3週間しかないんだ。それでもし1週間もロスしたら致命的ですね。

角川 うん。しかもセットでの撮影は、セットを作り始めて壊しまで入れると10日ないとかね。

テリー あぁ、時代劇にはそういうのもあるのか。

角川 そう。セットでの撮影以外は日光の江戸村で撮ったんだけど、今度は外になると天候という問題があるわけだ。当然、雨が降ったら撮れないシーンもある。それでも撮影期間は決まっていて、「いつまでに終わってくれ」と。

テリー 角川さんだったら、「もっと撮らせろ」とか、金使って解決するとか、そんなイメージがあるんですけど、意外とちゃんと映画会社の言うこと聞いて、真面目にやったんですね。

角川 うん、やった(笑)。だけど、天候にはマジックをかけたよ。

テリー なんですか、マジックって。

角川 助監督が「明日から1週間雨です」と言ってくるから、「いや、大丈夫だから。任せなさい」って、毎日空を見上げて「雨が降らない」というマジックをかけるわけだ。

テリー さすが。それで晴れましたか。

角川 もちろん。毎日晴れさせたよ。

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