『バチェロレッテ』大穴は画家・杉ちゃんではなくテーラー・牧野さんに一票!

日刊大衆

※画像はイメージです
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 今度は女が選ぶ番。

 Amazonプライムビデオで『バチェロレッテ』のエピソード1から4が、10月9日に配信開始された。恋愛リアリティドラマの在り方が問われる中、しかも男女逆バージョン。どうなるのだろうと思っていたら、男子校のワチャワチャってこんな感じだったのだろうかという、にぎやかテイストになっていた。もちろんバチバチもあるが『バチェラー3』に比べたら超平和である。

(※以降の内容には『バチェロレッテ』に関するネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください)

 まず、バチェロレッテの福田萌子さんが強い。バチェロレッテに応募するなんて、どれだけ高飛車な女性が出てくるのかと思いきや、ものすごく性格良さげな人である(今のところではあるが)。ニカッとした笑顔には親近感大だ。

 当然、意識も高く、男性陣が気の毒になるときもある。特に萌子さんの「理想・完璧」問答でコテンパンに論破されたイベントオーガナイザー・藤井達也さん。ナンパ1000人斬りとはまったく思えない不器用さにもらい泣きした……。萌子さんに「強そうなあなたの弱いところも知りたい」って伝えたかったんだろうになあ。時間が限られる恋愛リアリティショーで勝つには、瞬発力が必要だと痛感した。

■スギちゃんはもはや別枠?

 また、萌子さんは肩書がスポーツトラベラーだけあり、アウトドア系の課題が多い。沖縄で日傘を差し紫外線をシャットアウトする、美容系インフルエンサーの瀬戸口弘樹さんは最高に面白かったが、応募したこと自体が謎。美容的に制限が多い彼は、いろんなところ(しかも野外多し)に連れていかれがちなこのバトルに向いていないと、少し考えれば想像できただろうに。

 謎といえば、2回目のローズセレモニー合格(エピソード3)のときには「1回喜んでみる?」と音頭を取り、みんなにハグを呼びかける浮かれっぷりを見せたのに、2回目は1人どっか行ってしまう黄皓さん。あの自信過剰ゆえの情緒不安定ぶりに、萌えてしまっている自分がいる。

 そして、周りに圧倒されメソメソ泣いていた初回から「なんだか放っておけない」魅力をにじませ残り続けるダークホース、画家の杉田陽平さん。が、彼はもうレースとは別枠だと思っている。他の人が萌子さんに向かって走っているのに、杉ちゃんは横で美しく躍っている感じ。バチェロレッテが萌子さんなら、杉ちゃんはヒロイン。愛を「花びら」と言ってのける、ロマンティックが止まらないその感性にひたすら注目したい。

■「ダダダダニエルッ!!」

 私が納得できないのは、明らかにいい人そうな楠ダニエルさんの早すぎる脱落。なぜこんなに早く消えてしまったのか。画面に向かって「ダダダダニエルッ!!」と叫んでしまったのは私だけではないはず! 萌子さんは好感度高いが、選ぶ基準がいまだに分からない。

 分からないなりに予想をすると、勝者はジェントルマン・テーラーの牧野龍介さんに一票。MCの岡村隆史(50)も指摘していたが、ことあるごとに自分のスーツやストールを萌子さんにかける。あれはかなり効果的なマーキングで、萌子さんの潜在意識にガンガン響いている気がする。

 ただ、冒頭にも書いたが、今回はデートシーンより、萌子さんのいないところでの男子トークが断然面白い。恋愛リアリティショーではなく、金も時間も余裕のある、イケメンアラサーたちの恋愛青春グラフィティとして、のんびり楽しもうと思う。

 次の配信は10月16日。とにもかくにも、MCを務めるSHELLYのノドの調子が早く治りますように……。(田中稲〉

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