単なる「健康法」ではない 欧米で注目バイオハックの本質 (3/3ページ)
たとえば緑茶に含まれるカフェインは体に良くないんじゃないかという人がいますが、それ以上に健康への好影響もあるものだと言われていますよね。カフェインの利尿作用で水分が出やすくなってしまうかもしれないけれど、それ以上にメリットがあると思うので私は飲んでいます。
「迷ったらやらない」「とりあえずやってみる」など、人それぞれ方針はあると思いますが、いずれにしても、デメリットとメリットを両方見て、秤にかけて選択していくべきです。ただ、今回の本で取り上げているバイオハックの中で、明確にデメリットがあるものはないので、まずは一週間でも十日間でも試験的に実践してみていただきたいですね。
――今回の本で紹介されているバイオハックは、単なる健康法ではなく、健康のためのいい日常習慣といえるものも多いですね。
井口:健康は一生のことです。そのための習慣づくりという意味では、バイオハックは一生ものです。単純なダイエットや健康法ではなくて、ライフスタイルを健康なものに変えていくということなので。
だから、まずは一つか二つ、やれそうなものを試してみて、よければもっとたくさん実践してみたり、合わないと思ったらやめて別のものを試したり、そういう風にこの本を使っていただきたいです。一ヶ月に一つ良い習慣をつけていけば、一年で十二個いい習慣ができるわけで、それは後々の人生にきっといい影響を与えてくれるはずです。
健康に過ごせれば病院にかかることが減って、そうなれば医療費も減ります。私はバイオハックはものすごく費用対効果のいい投資だと思っています。
――最後に、本書を通して井口さんが伝えたいことをお聞きしたいです。
井口:今回の本では、これまで私自身が20年以上かけて、2000万円以上のお金を注ぎ込んで試してみて、効果があると感じられたバイオハックだけを紹介しています。健康について何かしないと、と考えている人や悩んでいる人、人生を充実させたい人はぜひ実践してみていただきたいです。
(新刊JP編集部)