『赤い公園』津野米咲さん逝去… アイドルファンからも追悼の声「才能の塊だった」

まいじつ

『赤い公園』津野米咲さん逝去… アイドルファンからも追悼の声「才能の塊だった」

ロックバンド『赤い公園』のメンバー・津野米咲さんが亡くなっていたことが、10月19日に明らかとなった。音楽界に貢献をしてきた、偉大で非凡なアーティストの訃報に、多方面から追悼の声が相次いでいる。

「赤い公園」は、高校の軽音楽部に所属していたメンバーで結成された女性4人組グループ。2012年にミニアルバム『透明なのか黒なのか』でメジャーデビューを果たして以来、個性的な楽曲によって多方面から注目を集めていた。

津野さんはギタリストで、ほぼ全ての楽曲の作詞・作曲を担当。また、アイドルファンを公言しており、『SMAP』や『Buono!』といったアイドルグループに楽曲を提供してきた。とくに2016年に『モーニング娘。’16』に提供した『泡沫サタデーナイト!』はアイドルファンからも高い人気を誇り、ライブの定番曲となっている。

29歳という早すぎる死に、「赤い公園」ファンからは悲嘆に暮れる声が続出。またアイドルファンからも、

《赤い公園を初めて聞いた時、すごくいいバンドだなあって。それがアイドルに曲を書くと、こんな化学反応起きるのか!って感動したんだ…》
《バンドのメンバーとしても、アイドルなどのアーティストに楽曲を提供する作曲家・プロデューサーとしても、すさまじい才能の塊だったと思う。いろんな意味でこれからも活躍していくであろう人だった》
《津野米咲は、日本のバンドシーンだけでなくアイドルシーンにも大きな影響を与えていた。本当に日本の音楽界で大切な存在だった》
《赤い公園好きだったのにな。これからってときに、つらい。彼女が提供した楽曲はいいものばかりだった》
《SMAPの『Joy!!』が大好きだった。こんなに才能豊かな若い人が亡くなったと思うと、悲しいし悔しいです》

など、その才能を惜しむ声が上がっている。

芸能界にも広がる悲しみの声

津野さんの急逝に、つんく♂や『氣志團』綾小路翔など多くのアーティストや音楽評論家が哀悼の意を表明。『モーニング娘。’20』のリーダー・譜久村聖も、10月19日にオフィシャルブログを更新し、《津野米咲さんのご訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。この曲を通してモーニング娘。を知ったという方、好きになったよという方、元気をもらったと沢山の方が言ってくださいました。ライブには欠かせない。私たちにとってもファンの皆さんにとっても大切な一曲》《米咲さんの作ってくださった楽曲をこれからも大切に歌っていきます》というメッセージを残していた。

また、19日には稲垣吾郎がラジオ番組『THE TRAD』(TOKYO FM)で、彼女の印象を「当時、津野さんが21歳だったんですけど、すごくSMAPが大好きで、楽曲提供をすごく喜んでくださったというのが、印象に残ってます」と語っている。

豊かな才能を持ちながら、この世を去ってしまった若きアーティスト。津野さんが手掛けてきた楽曲は忘れられることなく、これからも多くの人の心を動かし続けることだろう…。

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Artem Furman / Shutterstock

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