IMPACTorsの“コレじゃない感”!!木村拓哉も唸るジャニー氏「鬼命名」

日刊大衆

木村拓哉
木村拓哉

 10月16日放送の『ミュージックステーション2時間SP』(テレビ朝日系)に、これまでユニット名がないまま活動していたジャニーズJr.の7人組に、サプライズでグループ名が発表され、ジャニーズファンを中心に大きな衝撃が走った。

 この日の出演者として番組サイトには事前に、Travis Japan美 少年HiHi Jets7MEN侍少年忍者なにわ男子LilかんさいAぇ!group、ジャニーズJr.と発表されていた。

「最後の“ジャニーズJr.”というのが、ファンの間では“クリエC”と呼ばれていた、東京・有楽町の劇場・シアタークリエのライブで『Cパート』に出演予定だった7人だったんです。

 ファンの間では“早く7人にユニット名つけてほしい”という声が多数上がっていましたが、なかなかユニット名が与えられなかったため、ヤキモキしていた人も少なくありませんでした」(女性誌記者)

■Snow Manと同じサプライズ演出?

 16日放送の『ミュージックステーション』では、その7人のパフォーマンス中に「IMPACTors」(インパクターズ)というテロップが表示された。ユニット名が番組中にサプライズで発表されたため、ツイッターには「本人たちももしかしたら知らなかったのでは?」「グループ名発表の瞬間に立ち会えたのは初めてです」といった大きな反響が寄せられた。

「IMPACTorsと名づけられた7人は、Snow Manが主演を務めた2019年の『滝沢歌舞伎ZERO』や、滝沢秀明副社長(38)が初監督を務める12月4日公開の映画『滝沢歌舞伎2020 The Movie』にも出演する実力派として、ジャニーズJr.ファンの間では知られた存在でした。

 滝沢氏といえば、座長を務めていた2012年5月の『滝沢歌舞伎』で、当人たちに知らせることなく背後のスクリーンに“Snow Man”とユニットを表示し、メンバーやファンを驚かせたこともありますからね。IMPACTorsの発表もファンには嬉しいサプライズになりましたよね」(前出の女性誌記者)

■IMPACTorsは「絶妙にダサい」!?

 IMPACTorsのメンバーは、横原悠毅(24)、基俊介(24)、影山拓也(23)、鈴木大河(22)、椿泰我(22)、佐藤新(20)、松井奏(20)の7人。今後は他のジャニーズJr.内ユニットともに切磋琢磨して、CDデビューを目指すことになるのだろう。

 しかし、IMPACTorsというユニット名についてネットには「IMPACTors!!! 絶妙にダサい!!! けど好き!!!」「IMPACTors、完全にSexy Zoneと美 少年の赤文字文化とSixTONESの小文字文化ミックスしてて、社長センスないんだなぁwwwとしか思えない。シンプルにダサいしねwww」といった声も上がっている。

「IMPACTorsは滝沢氏の命名だと思われますが、一部には“コレじゃない感がスゴい”というような意見もありますね。ただ、ジャニーズのグループ名といえば、発表当初は違和感のあるものもこれまで少なくありませんでしたから、これからファンにも馴染んでいくのではないでしょうか。

 Snow Manも滝沢氏の命名だといいますが、これまでほとんどのジャニーズグループを命名してきたのはジャニー喜多川氏です。滝沢氏がプロデュースやグループの命名といった側面で、果たしてジャニー氏を超えることができるのかどうか……」(芸能プロ関係者)

■SMAP&嵐は名前通りのグループに

 ジャニーズ事務所が輩出した国民的グループのSMAPは「Sports」「Music」「Assemble」「People」の頭文字を取った造語で、「スポーツと音楽の融合」や「スポーツと音楽をするために集められた人々」といった意味が込められている。

 また、今年末で活動を休止するは「世界中に嵐を巻き起こす」という意味のほか、五十音で最初の「あ」、アルファベットでも最初の「A」で始まるため「頂点に立つ」という意味も込めて命名されたという。

「SMAPも嵐も最初にグループ名を耳にしたときにはピンと来なかった人も多いのではないでしょうか。しかし、両グループともジャニー氏が想いを込めたグループ名の通りの活躍をしていますよね」(前出の芸能プロ関係者)

■木村拓哉もジャニー氏のネーミングセンスに脱帽

 8月9日、木村拓哉(47)がパーソナリティを務めるラジオ『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM)にゲストとして出演したA.B.C-Z河合郁人(33)は、ジャニー氏との思い出やグループ名の由来などについてトークを展開した。

 A.B.C-Zはもともと、河合、五関晃一(35)、戸塚祥太(33)、塚田僚一(33)の4人で「A.B.C.」を結成。

「“Acrobat Boys Club”という意味で、2008年に橋本良亮(27)が加入したときに“Z”がついて。そのときにジャニーさんから“ユーたちは『ABC』から始めよう。なんでも最初に始めよう”っていう意味もあるじゃん?”と言われて。聞いているのと違うな……と思ったんですけどね。“Acrobat Boys Clubじゃないの?”って」と、ジャニー氏とのエピソードを披露。

 続けて、「それもあるんだけど、アルファベットの意味もあるから、橋本が入って“アルファベットが完成したから『Z』をつけた”と。しかも、“ただ完成しただけじゃなくて『Z』は『ゼロ』にもなるから、『いつでも出発できる』という意味が込められているんだよ!”と説明されて」と、ジャニー氏がグループ名を命名した経緯について説明した。

 これを聞いた木村は「すごいね…… 深いね」と感心しきりの様子だった。さらに木村はジャニー氏のネーミングセンスについて「命名の由来というか、意外と深いよね」とあらためてジャニー氏に尊敬の念を抱いたように話した。

■美 少年は世界を意識して……

 ジャニーズJr.の人気ユニット・美 少年にも、ジャニー氏の思いが込められているようだ。

 美 少年は、現在のグループ名に落ち着くまでに「東京B少年」と「Sexy美少年」という名前を経ている。今の美 少年になる前にジャニー氏は、ビートルズザ・ローリング・ストーンズと並ぶ世界的なバンドを連想するような、別のグループ名を考えていたという。

 前出の芸能プロ関係者は話す。

「ジャニー氏が彼らにつけようとしたグループ名というのがなんと、“SEX美少年”。誰もが知るバンドである“セックス・ピストルズ”を思わせるのグループ名ですが、あまりにも過激なため、“誤解を生んでしまう”と周囲に猛反対されて、ジャニー氏も命名をあきらめたようです。

 ただ、ジャニー氏としてはふざけたわけではなく、デビュー前から世界市場を視野に入れてほしいという思いがあったのではないでしょうか。今回、ユニット名が明らかになったIMPACTorsというグループ名について、滝沢氏はその真意をまだ明らかにしていませんが、滝沢氏なりの思いがあっての命名なんでしょうね」

 一部ファンからは「コレじゃない」という印象を持たれてしまったIMPACTorsだが、いつの日か、SMAPや嵐のような国民的グループになれるよう切磋琢磨していってほしい!

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