ヤフコメがあぶり出した、フワちゃんを受け入れられない「残念なオジサンたち」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

MCの立川志らくが『コメンテーターとしては本当は泣くとダメなんだけど、人としては正しい』と擁護したことも反響を呼び、好感度を大きく上げることとなりました。そもそも彼女が嫌われ者だったらプリングルスやセガがテレビCMに起用することもあり得ないはず。このようにヤフコメとツイッターでは、フワちゃんへの評価が180度違っているのです」(前出・週刊誌記者)

 同じネット民のコメントとは思えないほどに対照的なヤフコメとツイッターだが、その違いはどうして生まれるのか。ネット系ライターがその理由を読み解く。

「両者の大きな違いは利用者の年齢層です。ヤフコメのユーザーは30~50代の男性が半数を占め、中でも40代男性が突出して多いことをヤフーが明かしており、オジサンの声を反映したメディアだと言えます。それに対してツイッターでは少し年齢層が高くなっているものの、今でも20代が中心の若いメディア。それこそ26歳のフワちゃんと同世代のユーザーがメインの言論空間となっています。それゆえヤフコメにあふれるフワちゃんディスのコメントは《自由奔放な20代女性を受け入れられないオジサンたち》の声が可視化されたものと言えるでしょう。職場では上下関係にこだわり、若手社員から疎まれているような中間管理職のオジサンたちが《近ごろの若い女はけしからん!》と憤っている姿が透けて見えるかのようですね。一方で、フワちゃんのようなちょっと底の抜けた明るい女性を大好きなオジサンも少なくないのですが、彼らは空気を読んでヤフコメではノーコメントを貫いているのでしょう」

 こういったヤフコメとツイッターの違いは2019年8月の「女子SPA」によると、吉本芸人の闇営業に関する報道でも顕著に表れていたという。ともあれヤフコメでの芸能人評は<世のオジサンたちの評価>であると心して読むのが吉のようだ。

(金田麻有)

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