「半沢特需」と「渡部バブル」!アンジャ児嶋一哉の“未来予想図”

日刊大衆

児嶋一哉(アンジャッシュ)
児嶋一哉(アンジャッシュ)

 10月17日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に、アンジャッシュ児嶋一哉(48)と、歌舞伎役者の片岡愛之助(48)が出演。『半沢直樹』(TBS系)で活躍した“俳優”として、ゲスト出演した。

『行列』は日テレで『半沢』はTBS。そもそも、局が違うのだが、『行列』はフルスロットルで『半沢』ネタを連発。司会のフットボールアワー後藤輝基(46)が「児嶋さんも観てたんですか?」、片岡が「大嶋さんとは……」と話すと間髪入れずに「出てたんだよ!」「児嶋だよ!」と得意のキレ気味にツッコむ姿を見せていた。

東野幸治(53)は“歌舞伎っぽくなってきましたね。伝統芸能!”と指摘し、児嶋もまんざらでもなさそうに”伝統芸能児嶋だよ!”と話していました(笑)。“誰もNGを出さなかった”“自分は最初のシーンで5回出してしまった”と、撮影秘話を語っていましたが、『行列』では“半沢特需”だけでなく“渡部バブル”に言及する場面もありました」(女性誌記者)

■児嶋には渡部バブルもある

『行列』は、児嶋の『半沢』出演や、趣味であるヨガが、本の出版やフィットネス動画サービス『トルチャ』出演に活きている、と紹介したのだが、

「趣味を仕事にする。好きなことがお金になる。“誰か”に似てきた!」

 と、今年6月に不祥事で活動自粛するまで番組レギュラーだった児嶋の相方・渡部建(48)を、児嶋にからませてきたのだ。

「今回の『行列』は“テンション上がりますSP”と題して、出演者のテンションが上がることを紹介する回でしたが、児嶋は“自分が出てないテレビで僕の名前が出てきて、褒められるの見たらテンション上がりますよね”と話し、以前『行列』で日向坂46の小坂菜緒(18)が“児嶋さんのファン”と言ってくれたことについて言及していました。当時は渡部も出演していましたが、VTRはさすがにカットされていましたね」(前出の専門誌記者)

 19年12月8日の放送を確認すると、渡部は小坂が「アンジャッシュの……」と発言した場面では「お?」と嬉しそうな顔をしていたが、児嶋の名前を出されると、「(周囲の驚きの声に)“え~っ!?”だよね!」「(ツッコミが好きという発言に)あの人大声で自分の名前訂正してるだけだよ! あとは何もしてないよ!」

 と、その後の好感度急落事件を考えると、皮肉としか思えない相方ディスりトークを見せていた。この回が放送された当時は、渡部は不倫をやらかしている最中だったことを踏まえると、なんとも言えない。

■ちょっと調子に乗っている児嶋?

 児嶋は当時について「嬉しいけど、ひとボケのために言ったのかも」「どの辺がいいのか聞いてみたいですねアハハハハ」と嬉しそうにインタビューで話しており、スタジオからは「調子乗ってません?」とツッコまれていた。

「改めて、児嶋が好きかどうかを小坂にインタビューしたVTRでは、小坂は終始“エヘヘヘ”と笑いながら、“ツッコミのキレの良さが好き”“つぶらな瞳(が好き)”“『児嶋だよ!』って言った時のドヤ顔が好き”“ずっとずっと大好きで。いつかお仕事でお会いできたらな、と思っています”と、ネタどころかガチガチの大ファンだったことが明らかに。最後に“大嶋さん!”と呼びかけると、児嶋はいつも以上にドヤ顔で“児嶋だよ!“と返していました(笑)」(女性誌記者)

 後藤の「絶好調ですね。児嶋さん?」という質問に「いや児嶋の時代ってほどじゃないけど……。来たかな?」とコメントしてスタジオは大爆笑。

 東野は「相方のマイナスが全部プラスに変わってる。ピンとして生き生きとしている」と、最近の波に乗っている児嶋を称賛していた。

■共演者の反応が気になって仕方がない

 渡部の騒動を受けて、その実直な人柄が評価され、一躍時の人となっていた児嶋だったが、『半沢直樹』の終盤、物語に大きく関わる重要人物である議員秘書・笠松を演じたことで、さらに追い風が吹いている状態だ。

 児嶋本人も『半沢』にかなり手ごたえを感じていて、周囲の反応を気にしているフシを、10月15日放送のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)でおぎやはぎの2人が話していた。

小木博明(49)が、ソロの仕事の際に児嶋と楽屋で話をした時のことを暴露したんです。小木が語るには、楽屋に来た児嶋が“もう、我慢できないのか分からないけどさ、『半沢直樹見た?』って、すげぇ振ってきてさ”“すげぇなんかね、自信のなさそうな言い方してくんのよ、あえて”と、かなり周囲の感想を聞きたがっていたそうです(笑)」(放送作家)

 児嶋は手ごたえがあったのを自覚していながら「けっこうあの(設楽)統とか、小木さん見てない感じするんだよなぁ~。すげぇ緊張したんだけどさ、どういうふうに見えてたんだろうな~?」と話してきた、と小木はラジオで明かした。

『半沢』最終回前日の9月26日に、児嶋が『王様のブランチ』(TBS系)に出演した際も、「(前回)9話のオレ見た?むちゃくちゃかっこよくなかった?」と共演者に感想を求めている場面があり、もはや国民的とも言える『半沢』に出演し、周囲の反響が気になって仕方ないのだろう。

■児嶋が髪形を変えたワケ

 また、児嶋の髪形についてもおぎやはぎのラジオでは言及している。児嶋はデビュー当時から、現在に至るまで、基本的に前髪を下ろしたスタイルだった。

 しかし、『半沢』に秘書・笠松として出演していた際は、永田町関係者らしく、きっちりとした七三分けのスタイルだったことは記憶に新しい。

「『半沢』に出演してから、児嶋は笠松の髪形のまま出演することが増えた。先述の『王様のブランチ』だけでなく、9月27日に他局の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した際も“一応、半沢風味で来てみたんですけど“と、スーツと七三分けを決めて出演していました。今回の『メガネびいき』で矢作兼(49)も“最近は半沢の髪型で出てる”と指摘していましたが、”半沢特需“を狙っているのでしょう(笑)」(テレビ局関係者)

 ちなみに今回の『行列』スタジオで児嶋は髪を下ろしていたが、先述の事前インタビューの際は髪を七三分けにしていた。やはり意識していたのかもしれない。

 矢作は「半沢の後って、前回もそうだったけど、バリバリ仕事来るじゃん、半沢に出てた俳優さんって」とラジオ指摘していたが、まさにその通りだ。

 たとえば物語前半で退場した悪役・伊佐山を演じた市川猿之助(44)は現在絶好調で、『しゃべくり007』(日本テレビ系)、『バナナサンド』(TBS系)、『お願い! ランキング』(テレビ朝日系)、『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!』(フジテレビ系)などなど、全チャンネルのバラエティ番組で活躍しているほか、10月25日の『行列』にも出演予定と大活躍。

■渡部バブル×半沢特需でエンジン全開!

 そういった「半沢特需」に乗っかる気満々な児嶋だが、「渡部バブル」という言葉には文句を言っている姿も、今回の『行列』では見受けられた。

「児嶋は“ひどい言われようなんです最近!”“なんだ渡部バブルって!”と文句を言っていましたが、『半沢』出演で“半沢特需”というポジティブなワードが生まれて、本人も嬉しいのではないでしょうか(笑)。ちなみに、『半沢』は相方が出演していた『行列』の裏番組だったのですが、“ちょっと(出演)辞めとこうかな。とかそういうのは?”という質問には“ない”と即答していましたね」(前出の専門誌記者)

 また、『メガネびいき』で児嶋が『半沢』の評判を気にしている、という話題があったが、今回も例に漏れず、片岡が「ステキですよね。役者ですよね」と児嶋の演技を指摘すると、「どの辺がいいんですかね?」と、身を乗り出して食い気味に聞く姿が見られた。

 もっとも、「イメージと違った感じ」と切り出したものの、理由は「『児嶋だよ!』以外の言葉をあまり聞かないじゃないですか」というものだったため、「最終的に悪口でしょ!」と児嶋ほか、出演者にツッコまれて演技論トークは終わってしまった。しかし、片岡が評価する以上、児嶋の実力は確かなものと言えるだろう。

「渡部バブル」と「半沢特需」という、2つの超強力ビッグウェーブに乗っている児嶋。今回の『行列』で指摘された「誰かに似てきた」というのは不吉だが、これからも波に乗り続けてほしいーー。

「「半沢特需」と「渡部バブル」!アンジャ児嶋一哉の“未来予想図”」のページです。デイリーニュースオンラインは、バナナサンド華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!日向坂46ぴったんこカンカン児嶋一哉エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る