内村光良、4年連続紅白総合司会へ!!「令和」で愛される4つのルール!

日刊大衆

内村光良(ウッチャンナンチャン)
内村光良(ウッチャンナンチャン)

 史上初の無観客開催が決まった大晦日の『第71回 NHK紅白歌合戦』の総合司会に、ウッチャンナンチャン内村光良(56)が内定したと10月22日付のWEB版『スポーツ報知』などが報じた。

「内村さんは2017年から4年連続での起用です。今年の紅白は例年と違って無観客での開催、さらには密を回避するために中継を増やすといった例年とは違うイレギュラーな放送になると言われています。そうした中、NHKの制作スタッフにも、今回の“未知の紅白”に戸惑いもあるといいますね。

 そこで、紅白の要・総合司会の人選について言われていたのが、“経験者”の起用です。内村さんはすでに3年連続で総合司会を務め、昨年の放送でも、天然言動が目立つ綾瀬はるか(35)をしっかり支えるなど、ハプニング対応の経験が豊富で、アドリブも抜群に上手い。

 また、MCを務める『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)でのリモート収録では、LINEのようなグループトークで出演者がやり取りしていましたが、内村さんは巧みな話術で、うまくやり取りをまとめて出演者の面白さを引き出していました。過去3年の紅白での経験に加えて、リモート対応もお手の物の内村さんは、今年の未曽有の紅白にはうってつけだといいます」(ワイドショー関係者)

■引き受ける理由はコント?

 紅白の司会を引き受けることは内村にも、狙いがあるとささやかれている。

「内村さんは不定期放送ながら、今でもNHKでコント番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』を続けています。

 内村さんはこれまで、『夢で逢えたら』、『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(いずれもフジテレビ系)などで、コントを作り続けてきて、コント愛がすごい。ただ、今はコント番組は数字が取りにくいジャンル。加えてセットなど制作費もかかる。そうした中で、内村さんは紅白の司会でNHKに貢献して、『LIFE!』を継続させたいと考えていると言われていますね」(前出のワイドショー関係者)

 そんな内村は、紅白に限らず、「令和」という新時代にも合っていると言われる。

「内村さんは長年の芸能生活を経て、いろいろとマイルールを設けているといいます。こうしたルールは内村さんの評判を上げることにつながっているんです。内村さんが今、令和で最も愛される司会者といわれるのも、それと関連しているのかもしれません」(制作会社関係者)

■コロナ対策も自分でしっかり

 コロナ禍の今、テレビ各局は感染防止対策を徹底して行っている。コロナウイルス感染拡大のまだ初期の4月12日、『報道ステーション』(テレビ朝日系)でMCを務めている富川悠太アナウンサー(44)が新型コロナウイルスの感染検査で陽性だったことが明らかになったが、

「内村さんの妻でフリーアナウンサーの徳永有美さん(45)も、同番組のMCでしたから、自宅待機となりました。当然、内村さんに対しても新型コロナウイルスに感染していないか心配する声が上がりましたが、特に何もありませんでした。

 というのも内村さんは、徳永さんとともにコロナ感染拡大の初期から、徹底した対策をとっていて、自宅と外、別々の場所に泊まったり、子育ては分担して行ったり、お互いの接触を極力避けるようにしていたというんです。

 コロナに感染しても責められることではないですが、やはり番組サイドからしてみると、出演者の感染は一大事。内村さんのように自身で徹底した対策をしてくれるというのは、テレビ局にとってはありがたく、信頼できますよね」(前出の制作会社関係者)

■働き方改革にもマッチ!

 内村に関しては、その働き方にも称賛の声が上がっている。

「内村さんは子育ての時間を取るために、基本的に“午後6時までに収録を終える”とのルールを持っているんです。バラエティ番組の収録が、午後6時などという時間に終わることは、普通はほとんどなく、深夜に時間が伸びる及ぶこともしばしば。それでも内村さんは数年前から“午後6時ルール”を徹底しているといいます。

 働き方改革が叫ばれる昨今、ADを長時間働かせられない、深夜労働はNGなどテレビ局でも労働時間にうるさくなっています。そんな中、番組のメインである内村さんが率先して、早く帰ることを意識してくれるので、非常に助かっているそうですよ」(前出の制作会社関係者)

 さらに内村は、親しみやすいという一面も持っている。

「内村さんは、生命保険会社大手の明治安田生命が実施したアンケート『新入社員が選ぶ理想の上司2020』の男性部門の1位に選ばれ、同ランキングを4連覇。親しみやすいからこそ残せた結果でしょう。タモリさん(75)もそうですが、ベテランながら、あまり我を出さないように心がけているのかもしれませんよね」(前同)

■優しいフォローは、ぺこぱと通ずる?

 内村がMCを務める『イッテQ!』は、今まで出演者が不祥事などで離脱することもあった。

「6月28日付の『週刊女性PRIME』の記事では、内村さんと、同月19日でジャニーズ事務所を離れ番組からも降板した手越祐也(32)の関係について報じています。内村さんは退所後に、“また宮川くんたちと3人で、どこかの国のお祭りにいけたらいいね”とのメールを送ったといいます。また、『イッテQ』について、ノーギャラでも出たいと話していた手越について、“そういう機会があることを願ってます”とコメントするなど、フォローをしていました。

 手越だけでなく、2016年1月の『週刊文春』(文藝春秋)で、ロックバンド・ゲスの極み乙女。川谷絵音(31)との不倫交際が報じられ、芸能活動休止、『イッテQ!』を離れたベッキー(36)にも、内村さんは、同年2月21日放送の同番組で“ベッキー! 今うちはこんな状態だ!”と呼びかけています。

 内村さんは不祥事や問題があって番組を離れた人でも決して見捨てない。親しみやすい司会術に通ずるのでしょうが、こうした内村さんの優しさは、ぺこぱのツッコまないツッコミに代表される優しい笑いを求める風潮にも合っていますよね」(前出のワイドショー関係者)

■ブランディングもバッチリ!

 内村は、ブランディングもしっかりしているという。

「ウッチャンナンチャンの内村さんと南原清隆さん(55)は、以前はコンビとして『ウンナンの気分は上々。』(TBS系)など多くのレギュラーを持っていたのですが、現在はそれぞれ単独出演ばかり。

 今年4月5日放送の特番『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組NO.1決定戦 2020春』(日本テレビ系)など、稀に共演するのですが、コンビでの出演は以前に比べて激減しています。

 これは2人が不仲というわけではなく、コンビとしての出演を抑えて、レア感を増させるための戦略とも言われています。ウッチャンナンチャンが揃う姿は見たいという声がある中、あえてそれを控えて、いざというときにだけ共演して話題性を上げると。

 4年連続で紅白の総合司会を務めるという内村さんの単独MCだけでも価値があるのに、その先に、“ウッチャンナンチャンが揃う”というスペシャルもある。テレビ局サイドとすれば、大型特番などの際に“ウンナン揃い踏み”が実現すれば大きな武器になります。これも内村さんのブランド力アップにつながっていると言われていますね」(前出の制作会社関係)

 史上初の無観客紅白。内村はどのような司会術を見せてくれるのだろうか!?

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