クマ駆除に「なぜ麻酔銃を使わない?」と言う人へ その理由を説明した漫画が「勉強になる」と話題に (3/4ページ)

Jタウンネット

免許がないと撃てない(画像はねんまつたろう@KITASAN1231さんより提供)
免許がないと撃てない(画像はねんまつたろう@KITASAN1231さんより提供)

普通の銃と違い、殺傷能力がない麻酔銃は、猟師や警察官、役場の職員など誰でも撃てるというのが理想だ。しかし、殺傷はできなくとも薬を扱うものだ。

「麻酔薬を使うことができる免許がないと麻酔銃を撃てないので到着まで時間がかかる」
「免許を持っていても動く熊を撃つ訓練をしたことがある人は少ない」

というのが現実だという。

理想と現実は違う(画像はねんまつたろう@KITASAN1231さんより提供)
理想と現実は違う(画像はねんまつたろう@KITASAN1231さんより提供)

麻酔銃=安全。そんなイメージもあるが、現実では

「撃たれたことで熊が興奮し、周辺住民を危険にさらすリスクもある」

という。

麻酔銃は人も動物も幸せになれる、メリットしかないアイテム......とは言えないようだ。

「麻酔銃を使うことのリスクを伝えたくて漫画に」

10月21日、Jタウンネットはこの漫画の作者であるねんまつたろうさんに話を聞いた。

この漫画を描いた経緯を聞くと

「『射殺ではなく麻酔銃を使って捕獲できなかったのか』という方達の中には麻酔銃の実態について誤解している部分も多々あると思います。そういった方達に少しでも麻酔銃を使うことのリスクを伝えたくて漫画にしました」

と説明。国や自治体が出している情報を、自身でまとめて漫画にしたという。

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