お笑いコンビ・FUJIWARAの“フジモン”こと藤本敏史が10月21日放送の「東大王」（TBS系）に出演し、「タピオカ」のワードが出た瞬間にカメラで顔を抜かれるシーンがあった。

　フジモンはこの日、タレントのアンミカや天明麻衣子、ゆきぽよらを従え、芸能人挑戦者チームの大将として出演。参加者全員が挑戦する早押し問題では、年度別の輸入金額の棒グラフを見て食材を当てる「超難問【輸入金額】何の食品？」が出題され、東大王チームの鈴木光が「タピオカ！」とすぐに正答した。

　このフジモンとあまりに馴染み深いワードが出るや否や、画面はフジモンのアップに切り替わり、無表情の何ともいえない顔を見せていた。離婚した元妻の木下優樹菜さんが“タピオカ騒動”を発端に芸能界を引退したことは大きな話題となったが、まさかクイズ番組で因縁の食材と再び対峙することになろうとは本人も想像だにしなかっただろう。

「タピオカの言葉が出た直後、2度にわたってカメラに絶妙な表情を抜かれてしまったフジモン。視聴者からはこのカメラワークが意図的なものだとして、『タピオカが答えの問題でフジモンを抜く悪意ね』『タピオカでフジモン映すのやめーや…』『カメラワーク素晴らしい』などの声が出ています。もちろん大将として出演している以上、フジモンが他の芸能人に比べてカメラに映る回数が増えるのは自然なことですが、タイミングがタイミングだけにこうした邪推が出てしまいました。加えて、同番組は過去にもフジモンいじりのクイズを出題した“前科”があります」（テレビ誌ライター）

　それは今年1月8日に放送された「東大王　新春3時間SP」での出来事。ネット上で木下さんの“縦読み不貞疑惑”が囁かれる中、番組では縦読みで「オダノブナガ」の名前を答えさせるクイズを出題し、フジモンは「こんなんばっかりやー！」と意味深に叫んでいたのだ。

　この際もネットでは「フジモンに縦読みの問題とかタイムリーやな」「スタッフやりすぎ」との失笑が溢れ、「東大王」スタッフによる“悪ノリ”に違いないとの指摘が続出していた。

　縦読みとタピオカというフジモンを悩ませた2大スキャンダルをクイズとして出題した格好の「東大王」。もはや確信犯的な嫌がらせだと疑われても無理はないのかもしれない。

（木村慎吾）