フィギュア宇野昌磨「フランス杯中止」でも動じない“同居相手”の存在

10月19日、国際スケート連盟は、11月13日から開幕予定だったフィギュアスケートのグランプリシリーズ第4戦となるフランス杯を、新型コロナウイルス感染再拡大の影響で中止すると発表した。
フランス杯に出場予定だった日本男子の宇野昌磨(22)は、自身の公式サイトで「とても残念ではありますが安全第一を考慮した結果と受け止めて、気持ちを切り替えていこうと思っています」「たとえ次の目標が変わっても、日々やることに変わりはないので、次回、皆さまの前で演技できる時に向けて、コツコツと毎日を大切にし頑張っていきます」と現在の心境をつづった。
「宇野は現在、練習拠点であるスイスに戻り、ステファン・ランビエールコーチの元で練習に励んでいます。国際スケート連盟の発表があった19日は、ちょうどステファンコーチが自身のインスタグラムを更新し、彼が指導する島田高志郎(19)ら5選手の集合写真をアップしていました」(スポーツライター)
■スイスで同居する最愛の存在!
集合写真では、宇野は一番左端で笑顔を見せている。
「その写真の宇野の腕には、意外なものが写っていたのです。それは、宇野の愛犬であるトイプードルのトロでした」(前出のスポーツライター)
トロは今年の春に宇野家に仲間入りしたばかりのトイプードルだ。
「宇野の弟で、モデルや陸上ホッケー選手としても活躍する中京大学1年の宇野樹(18)が今年5月、自身のツイッターに“小さい頃からずっと両親にお願いしていた事が、大学生になって実現しました”というコメントとともに、生後6か月の愛らしいトロの写真をアップしたんです。
その際にアップされた、兄の昌磨がトロを膝に抱かえた画像は、“子犬と昌磨がそっくりすぎる”とSNS上で話題にもなりました。上下スウェットのリラックスした格好とヘアスタイルでトロを抱いた宇野の茶色のふわっとした髪型とくりくりとした丸い目が、本当にトロとそっくりだったんです」(前同)
どうやらその愛犬を連れて、宇野はスイスに渡ったようだ。
■「引き籠りの僕が…」と近況を報告
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、練習もままならなかった宇野。
「なかなかステファンコーチのいるスイスに渡れずにいた宇野でしたが、ようやく9月初旬にスイス入りをはたせたようです」(前出のスポーツライター)
その後、彼はスイスでの近況をこう報告している。
「10月5日、弟の樹のツイッターに宇野がコメントをアップしました。“おはようございます、昌磨です! スイスは寒くなりました、引き篭もりの僕がトロの散歩だけは行ってます”との言葉と、愛くるしいトロの画像がアップされました。この言葉通り、スイスでの厳しいトレーニングの日々の息抜きとして、今年は愛犬トロが一役かっているようなんです」(前同)
今シーズンは、目標に据えていた11月のフランス杯が中止になっただけでなく、今後の見通しすらたてられない状況がまだまだ続くことが予想される。
「人見知りの性格で、オフの時間はもっぱら1人でゲームをして過ごすインドア派として知られる宇野ですが、今年はトロのおかげで外に散歩に出るなど、よい気分転換ができているのかもしれませんね」(同)
■今年の宇野は精神面が安定?
フィギュアスケートは精神面が非常に重要な競技だとも言われている。
「先の見えない不安な日々や異国での生活も、トロが傍にいて宇野の癒しになっているのだとすれば、彼にとってこんなに心強い相棒はいないでしょう」(前出のスポーツライター)
宇野の今シーズンの活躍を期待しているファンにとっても、今は我慢の日々になりそうだ。
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Stéphane Lambiel(@slambiel)がシェアした投稿 - 2020年10月月18日午前10時39分PDT
※画像はステファン・ランビエールのインスタグラムアカウント「@slambiel」より