坂上忍『バイキングMORE』大誤報で消えた平井解説委員「必ず戻る」ワケ!

日刊大衆

フジテレビ
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「あの“大誤報”以来、平井氏は番組から姿を消していますよね」(制作会社関係者)

 10月5日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)に出演した、フジテレビ報道局解説委員室上席解説委員の平井文夫氏(61)の“大誤報”が大きな話題を呼んだ。

 日本学術会議の会員メンバーについて平井氏は「だって、この(日本学術会議)人たち、6年ここで働いたら、そのあと(日本)学士院ってところに行って、年間250万円の年金をもらえるんですよ。死ぬまで」と解説。

 平井氏のこの発言にMCの坂上忍(52)をはじめ、番組出演者らからは「えーっ!」と驚きの声が上がった。

「ネットでも日本学術会議メンバーの“あまりの好待遇ぶり”に、反発の声が多数上がりましたよね。ところが、日本学術会議の会員が退任後に日本学士院の会員になって年金が貰えるなどというルールは存在しません。

 平井氏の情報は完全な誤りだったんです。翌6日の放送では伊藤利尋アナウンサー(48)が謝罪と訂正を行う事態に発展しましたよね」(前同)

■坂上の刺客として送り込まれた平井氏が炎上

 視聴者からも「フジテレビの社員がフジテレビの番組内で堂々とデマを垂れ流して、なぜ他人に謝罪と訂正をさせて本人は知らぬふりなのか」「これは悪質な虚偽情報ですよね。平井という上席の解説員は何を根拠にこんな嘘の情報を、まことしやかに吹聴したのでしょうか?」と、平井氏への不満の声が続出した。

「この“誤解説”以降、平井氏は『バイキングMORE』に出演していません。以前の『バイキング』では、MCの坂上さんをはじめ、元宮崎県知事の東国原英夫氏(63)や元経済産業省官僚の岸博幸氏(58)が政権批判を連発。フジテレビ上層部が“あまりにも中立性を欠いている”と、番組のバランスをとるために送り込んだのが、政権寄りだとされる平井氏だったんです。

 これには“放送法”が大きくかかわっており、テレビは公平でなければいけないと定められていますからね。しかし、“バランサー”を担うはずだった平井氏自身が、炎上を引き起こしてしまった。

 平井氏は今、解説委員で日々、現場に出て取材をしてネタを取ってくるわけではないんです。一歩引いた立場で“見解”を述べるポジションで、永田町の最新の情報、裏話を取ってくるのは得意ではないでしょう。それが『バイキングMORE』ではそうした役割も期待されてしまっていたのかもしれません。

 先日の一件も、聞いた情報をよく裏取りすることなく番組で披露してしまったのかもしれませんね。今回の炎上事故は“起こるべくして起こってしまった”とフジ局内でも言われています。ただ、このまま平井氏が『バイキングMORE』から降板することはないでしょう。近いうち、番組に復帰すると聞こえてきています」(前出の制作会社関係)

■平井氏には6歳の娘がいることもあり……

 平井氏は1982年にフジテレビに入社し、社会部、外信部、政治部などを経てワシントン特派員や報道センター編集長、政治部長などを歴任。2011年に解説副委員長に就いた。

 10月16日付の『現代ビジネス』によると、2019年にはフジテレビを定年になったものの、雇用延長。同じ報道局内の女性と結婚しているという。

 前出の制作会社関係は話す。

「平井氏は定年後にフジテレビに再び迎え入れられたわけですから、急を要する仕事があるわけではありません。ただ、ずっと手持ち無沙汰のままにしておくわけにはいかないでしょうね。また、平井氏は再婚で、8月31日の番組の中で、また“6歳の娘”がいることを明かしています。今年4月からは母校の立命館大学の客員教授にも就任していますが、子どもが小さいこともあり、今後もバリバリ稼いでいかないといけないでしょう。

 何より、現政権に近いフジ上層部が、『バイキングMORE』の“暴走”を監視するのに都合が良いのが平井氏です。平井氏は極めて“政権寄り”の考えで、まるで意向に沿ったような発言をしてくれますからね。日本学術会議の任命拒否問題など菅政権を厳しく批判をしたほうが視聴率は取れるのでしょうが、テレビは偏りすぎてはいけない。上層部には放送法という大義名分があるんです。そのため、近いうちに平井氏が『バイキングMORE』に戻ってくるのは濃厚だと言われているんです」

『バイキングMORE』復帰後の平井氏には、鋭い解説を期待したいところだが……!?

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