原因不明の体調不良に 医師がすすめる「脱小麦生活」 (1/2ページ)

新刊JP

『長生きしたけりゃ小麦は食べるな』(アスコム刊)
『長生きしたけりゃ小麦は食べるな』(アスコム刊)

「なかなか疲れが取れなくて、毎朝起きるのがつらくなった」
「午後になると体がだるくて眠くなる」
「食べるとお腹が張って体が重い」
「腹痛や下痢、便秘を繰り返してしまう」

こんな不調を感じたことはありませんか?

あるいは、アトピーやぜんそく、花粉症などのアレルギー、肌荒れや乾燥肌、生理不順や重い生理痛に悩む人もたくさんいます。そして、そんな体調不良を医師に話しても、「とくに異常はありませんね」「ストレスでしょう」「加齢のせいですよ」「慢性的なものですね」などといわれがちです。

どこも異常がないのに、調子が悪い。これらの症状は、もしかしたら小麦から来ているのかもしれません。

■小麦は体のいたるところで「炎症」を引き起こす

自身のクリニックで長年「脱小麦」の食生活を指導する本間良子先生は最新刊『長生きしたけりゃ小麦は食べるな』(アスコム刊)で、小麦が不調をもたらすメカニズムと、その影響についてくわしく解説しています。

「私たちの体は、食べたものでできています。体によいものを食べれば健康を維持できますが、悪いものを食べれば体調を崩して病気になります。では、悪い食べものとはなんでしょうか? 意外かもしれませんが、じつは、多くの人が毎日食べている小麦なのです」(本間先生)

小麦には、グルテンを構成するタンパク質のひとつ「グリアジン」が含まれています。このグリアジンは、小麦アレルギーなどを引き起こす物質として知られますが、分解されにくい特徴があるため、食べると腸の中にとどまり続けます。しかも、腸の粘膜に「くさび」のように入り込むため、便として排出されにくく栄養としても吸収されません。そうして粘膜が炎症を起こし、下痢や便秘のほか、体の不調や肥満などにつながる。これが、小麦からくる体調不良のメカニズムなのだそうです。

「小麦によって、体のいたるところに『炎症』が起きます。腸で炎症が起きると、やがて『腸漏れ症候群』と呼ばれる、腸に穴があく症状を招きます。

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