徳井義実『しゃべくり』絶望!?河本準一も…「復帰OK」芸人との絶望差!

日刊大衆

徳井義実(チュートリアル)
徳井義実(チュートリアル)

 10月14日の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で、かつてMCを務めていた番組への復帰を果たしたチュートリアル徳井義実(44)。

 徳井は2019年10月に東京国税局に累計約1億1800万円の申告漏れ、加えて3000万円の所得隠しをを指摘され、芸能活動を自粛。今年2月24日に所属事務所が徳井の芸能活動再開を発表し、3月7日にレギュラーラジオ番組『キョートリアル!~コンニチ的チュートリアル~』(KBS京都)で復帰した。

 8月26日には東野幸治(53)とナインティナイン岡村隆史(50)がMCを務める『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』(日本テレビ系)にゲスト出演して、地上波の番組に復帰。

 そして、満を持してMCを務めていたプライム帯の『今くら』に復帰を果たし、番組冒頭「私自身の至らなさのせいで、この番組、約1年ほどお休みしておりました。あらためて、視聴者の方々や不快に思われた方々に、お詫びしたいと思います。本当にすみませんでした」と謝罪した。

「復帰明け1回目の放送では“アシスタント”というポジションでゲストMCを務めた今田耕司(54)をサポートする立場での出演となりました。しかし、翌週の10月21日の放送からはメインの進行役として出演し、ギャグを交えながらスタジオを盛り上げ、視聴者からは“徳井さん、本当におつかれさまでした……”といった祝福の声も上がりました」(芸能記者)

 ところが、10月25日付の『デイリー新潮』では、徳井の『今くら』復帰に対して、200件以上のクレームが寄せられた、と報じたのだ。

■徳井出演でスポンサーへ苦情が

 徳井の復帰についてはネットでも、「『今くら』、お気に入り番組でしたが、徳井さん復帰のタイミングで卒業することにしました。他にも面白い番組はたくさんあるし、見て不愉快になる人が出演してる番組は見る必要ないかなと」「悪質な脱税が無ければ、普通に見れた。特に嫌いとかはない。しかし、やらかした内容がね……。逮捕されてもおかしくない内容。それを簡単に復帰させるのは納得できない」といった厳しい声が上がっている。

 事務所の先輩である明石家さんま(65)も、10月17日放送のラジオ『ヤングタウン土曜日』(MBS)で、「帰ってきてよかったんですけど、まだまだ徳井も時間がかかって。今、スポンサーさんのところへ苦情とかいろいろあるみたいで、“そう簡単には“っていうことらしい……」と、番組スポンサーに苦情が寄せられていると明かしている。

 さらに「でも帰ってきよったからな。“これでいい”っていうことはないけど、これからがまだまだ大変だということで。やってしまったことやからな」と続けた。

「徳井の復帰にはまだまだ否定的な意見が多いですね。それはやはり税金に関する不祥事だったことが大きいですよね。納税は国民の義務で、視聴者にとっても身近な事柄ですし、自分事として見ることができるからではないでしょうか。

 にもかかわらず、レギュラー番組を10本以上抱えていた売れっ子芸人の徳井が悪質な申告漏れをしていたことで、不公平感や不満を感じた人は少なくありません。同じく国のお金が絡む不祥事を起こしてしまった次長課長河本準一(45)も、8年前のことが現在まで尾を引いていますよね」(前出の芸能記者)

■次長課長・河本の生活保護不正受給問題

 きっかけは、2012年4月の『女性セブン』(小学館)の報道だった。その内容とは“あるお笑い芸人の母親と親族がそれぞれ生活保護を受給しているが、その芸人はレギュラー番組を多数抱え、年収は5000万円とも言われている。扶養の義務を怠っているのでは”というものだった。

 また記事では、その芸人は親しい後輩や友人に対しても「おかんが生活保護を受けていて、役所から“息子さんが力を貸してくれませんか?”って連絡があるんだけど、タダでもらえるんなら、もらっておけばいいんや」と語っていたと伝えたのだ。

「『女性セブン』は匿名で報じたのですが、その後、一部のネットニュースが河本の名前を出して実名で報じると、自民党の片山さつき議員(61)と世耕弘成議員(57)がツイッターで取り上げる事態に発展。

『女性セブン』のほか、2012年5月16日発売の『週刊文春』(文藝春秋)と『週刊新潮』(新潮社)でもこの疑惑が報じられました」(前同)

 同年5月25日、河本は会見を行って、不正受給の疑惑については否定したものの、「認識が甘かった。むちゃくちゃ甘い考えだった」と涙ながらに謝罪。自身の収入が増え始めた数年前からの受給分を返還すると述べた。

「それまでゴールデンやプライム帯の番組に多数出演したり、MCを任されることもあり、次長課長は着実に売れっ子芸人への道を歩んでいました。しかし、不正受給問題が報じられてから現在まで、なかなか思うような活躍ができていません。

 レギュラー番組を失ったあと、ゲストという形で番組に出演していましたが、河本が出演するたびにテレビ局には多数のクレームが殺到し、徐々に番組に起用されることが減っていったんです。現在の徳井も、当時の河本と似たような状況にある、と言えるかもしれません」(芸能プロ関係者)

■ロンブー亮、メッセンジャー黒田との違い

 お金にまつわるスキャンダルでは、2019年6月に反社会的勢力の会合に所属事務所を通さずに出席し、高額ギャラを受け取っていたと報じられたロンドンブーツ1号2号田村亮(48)は今年1月に芸能活動を再開。

 まだ完全ではないが、コンビの冠番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)に復帰したほか、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)にゲスト出演するなど、地上波番組への露出も徐々に増えてきている。

「亮は、反社会的勢力が一般の人を騙して得た金を結果的に受け取っていたということになるわけですが、やはり一連の闇営業問題の中心は先輩の雨上がり決死隊宮迫博之(50)になりますよね。またその仕事を持ってきたのはカラテカ入江慎也(43)。巻き込まれた、では済まないでしょうが、2人に比べると情状酌量の余地はあると言えるかもしれません。

 また、お笑いコンビ・メッセンジャー黒田有(50)は、2009年にガールズバーで料金支払いを巡ってトラブルを起こして、店長に暴行して逮捕されています。しかし、最近は『ワイドナショー』(フジテレビ系)にコメンテーターとして出演することもあり、全国ネットの番組でも活躍が増えてきています。

 黒田の場合、暴行事件ということで深刻な不祥事ではありますが、当事者間の問題でもありますからね。やはり、税金や国のお金にまつわる不祥事を起こした徳井と河本のほうが許しがたい、と考える人は少なくないようです」(前出の芸能プロ関係者)

■『今くら』の次は『しゃべくり007』復帰もささやかれるが

 徳井については『今くら』に続いて、レギュラー出演していた『しゃべくり007』(日本テレビ系)への復帰も予定されているという報道もあるが……。

「『今くら』出演で、クレームが殺到しているという現在の状況を考えると、日本テレビも徳井の『しゃべくり007』復帰には相当慎重になっているのではないでしょうか。

『しゃべくり007』のスポンサーにはJCBをはじめ、金融関連の商品やサービスを取り扱う企業もありますから、悪質な申告漏れをしていた徳井の出演には、まだまだ時間がかかるかもしれません……」(前同)

 申告漏れから1年が経ち、ようやく本格的に芸能活動を再開させつつある徳井。今後も厳しい道が続きそうだ――。

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