中村倫也「すさみきってた」暗黒期から救い出したのはムロツヨシ!?

日刊大衆

中村倫也
中村倫也

 10月23日放送の『A-Studio+』(TBS系)に、中村倫也(33)が出演。腐っていた「暗黒期」について明かした。中村は、2005年、18歳で俳優デビューし、デビュー半年でNHK連続テレビ小説『風のハルカ』に出演が決まり、以後舞台、映画、ドラマなどにも出演。一見、順風満帆な俳優人生に見えるが、実は20~25歳までは中村にとっての暗黒期で、「すさみまくってた」と明かした。

 Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔(33)に「辞めようかなってぐらいですか?」と聞かれた中村は、「辞めようかなに至る前ですね」と振り返り、デビューしたときに長く役者人生を続けるために、先輩名俳優たちにならい、舞台を精力的にやってきたと告白。

「演劇をやりたい」という気持ちの一方で、若かったため「ちやほやされたい」「売れたい」という思いも強く、当時は若手イケメンブームだったため若手俳優の登竜門的なドラマに出たかったが、一切声がかからなかったという。自分がやりたいと思っていた役を同世代の俳優が演じているのを見ているうちに、自分の思いが処理しきれず「俺、そういうんじゃねーし」と斜に構えた考え方をするようになっていったと語った。

■恩人はムロツヨシ

 そんな暗黒期を抜け出すきっかけがムロツヨシ(44)で、中村は「この人の名前あんまり出したくないんですけど」と前置きし、ムロの存在の大きさを明かした。当時、お互いまだ無名だった頃、ムロが主催する舞台「muro式」に出演してムロと仲良くなったが、だんだん腐っていく中村を見かねたのか、ある日ムロから「じゃあ、おまえどうしたいんだ?」「おまえは何がしたくて、何になりたくて、そのために今何ができて、何してんの?」と厳しい指摘をされ、中村は何も答えられなかったという。

 そして「これは答えられるようになんなきゃ(俳優は)できねーな」と真剣に考え、「やっぱ面白いもの作りたくて、面白い役者になりたい。そのためには、やっぱり逃げずに“売れる”ことも考えなきゃいけない」と気づき、暗黒期から抜けられたと語った。

 笑福亭鶴瓶(68)は、このエピソードに感心しつつ、ふと「なんで名前出したくなかった?」と質問。中村は「彼の好感度が上がるから」とニヤリとし、鶴瓶と藤ヶ谷を笑わせた。

 今ではすっかりゆるフワ癒し系の中村の意外なエピソードに、視聴者は「ムロさんと中村倫也さんの関係深いなぁいい話」「なんかすごいグッとくる話ばっか」「中村倫也くんのムロさんエピソードを聞けてうれしかった」「倫也くんと関わった人には素敵な人が多いんだな」「人としての生き方や姿勢に惚れた」「倫也くんのまじめさと芯の強さを感じました」「それがなかったら今の彼はいなかったかもしれない」「ほんわかな倫也さんもステキですが熱く語る姿も魅力的」「ムロさんめっちゃ良いやつやん。好感度上がっちゃった(笑)」と盛り上がっていた。

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